子育て

保育園の先生のストレスや悩みを保護者として理解したい!

いつの時代も憧れの職業として子供の就きたい仕事ランキングの上位に入る保育園の先生。

毎日かわいい子供と触れ合う仕事は、なんだかほんわかしてるし、外から見ていると楽しそう。

ただ、毎日子供と触れ合うだけが仕事ではないのは保護者として近くで見てると、よりわかるもの。

何かとうるさい保護者と女性が多い職場環境、仕事量の多い現場。

人の子を預かるというプレッシャー。

、の割には安い給料。

保育士という仕事が思っていた以上に大変であることは、保育士有資格者70万人がいま、保育園の仕事に就いていない現状が物語っているのではないでしょうか?

こんなストレスフルな仕事なのに毎日頑張って子供の面倒を見てくれている保育士の方々には2人の子供を預けている身として感謝の思いでいっぱいです。

そういう訳で、出来るだけ保育士さんの大変さを子供を育てる立場として理解したい。

決して保護者がマウントを取って保育士さんに無茶な要求ばかり言ってはいけない。

未来の宝である子供を面倒みてくれる尊い保育士さんの働く環境を少しでも良くすることが、子供にとってもいい影響を与えるのではないか。

そう思い、今回はこの記事にさせていただきました。

それでは、保育士という仕事はどんなストレスや悩みを抱えているのでしょうか?

複雑な職場の人間関係!

保育士という職業は役職というのがあまりなく、あったとしても園長、副園長、主任くらいで、あとは定年まで基本的に横並びとの事。

ただ、年中や年長クラスなどは経験豊富で実力のある保育士が任される傾向が強いため、目に見えない上下関係や実力主義みたいなところがあり、そこに妬みや嫉妬が出てしまいがちだそう。

そんな面倒な人間関係があるとは思ってもみませんでしたが、確かに良いイメージとのギャップがあって辞めていく人がいるのもわかる気がします。

純粋に子供だけを見て仕事が出来ない辛さは大きな悩みですよね。

保護者との毎日のコミュニケーション

保護者との忙しい朝のやり取りや、お迎えの時など、その時の保護者の様子を見て話せるなと思ったら数分いや数秒でも今日あった出来事などを的確に伝える難しさ。

しっかり一人ひとりの子供を観察していないと伝えられないだけに、日々の保護者との信頼関係を築き続けるのは並大抵ではありません。

また、自分の体調が悪い時や手のかかる子の対応に時間がかかり、一人ひとりを見る時間が無かったとしても言い訳がきかず、思い通りに仕事が出来ないストレスになることも。

保育園の方針や運営の仕方に苦情を言ってくる保護者との対応などもあり心も体も休まる時がありません。

勤務時間は?

基本的には

  • 早番 7時~16時
  • 中番 9時~18時
  • 遅番 11時~20時

が勤務時間体制になっているそうです。

ですが通常の仕事プラス、運動会や保護者会、お遊戯会などの設営やプリント作成などやることが多く残業になることもあり、一日のうちでも休憩を取りづらく疲労がたまりやすい要因になることも。

特に今は保育士不足なので、人数に余裕がなく仕事も忙しくなりがちなのが現状です。

給料

公立と私立の違いがあり、基本的に公立は地方公務員扱いになるので私立より給料は高いようです。

ただ、大変で大切な仕事だけに国としても、もっと保育士全体の給与をうまくサポートできないものでしょうか。

これからの時代、介護職や保育など人と関わる仕事の人数がもっと足りなくなってきます。

現場仕事などの肉体労働は外国の方が増えてきましたが、日本の文化をよく理解し日本語を完璧に喋れないとなかなか保育士の仕事は出来ないですよね。

人と関わる重要な仕事はもっと給料をあげてもいいのではないでしょうか?

将来性

子供の人数が減ってきているとはいえ、共働き夫婦が当たり前の時代で待機児童の問題もあり保育士の需要が減ることは考えられません。

保育園によって環境は様々ですが、子供以外の人ともコミュニケーションをうまく取れるようであれば一生涯、保育士として働けるでしょう。

実際、年配の保育士さんも結構、働いていますよね。

フルタイムで働かなくても大丈夫な勤務体制が整っていることもあり、安心して働けそうです。

ストレスの最大の要因は人間関係

しかも子供以外の保育士同士、保護者との関わりなどの人間関係が複雑で、根本である子供を育てるという仕事にも影響が出てしまっているということ。

先ほど言った、70万人の潜在保育士が、こんな面倒な人間関係の仕事に戻るかって言ったらちょっと難しい話ですよね。

では、保護者として出来ることはなにか?

わたしは、保護者が保育士さんと同じ方向、同じ目線に立つことではないかと思うのです。

預けてるんだから、ちゃんと育ててよ!

という目線ではなく、この教育という答えのない難しい問いに成功も失敗も含め保育士さんと共に子供を育てあげていく。

そうじゃないと、保育士さんの負担が大きすぎちゃうと思うんです。

いくらベテランの保育士さんと言えども、誰の子供でも育てられるほど、幼児教育って簡単なものなのでしょうか?

やはり保護者と保育士は互いに協力しあうのが理想だと思うんです。

保育士のやりがい

保育士のやりがいの一つに、保護者の方から先生が担任で良かったとか、先生のおかげです、ありがとうございますと感謝も言葉を言われると、すべてが報われたように感じ、保育士やってて良かったと思う時があるそうです。

保育士さんも一人の人間として悩みながらも子供の面倒を見ているのですね。

まとめ

まだ幼い子供たちを育てるという尊い仕事の保育士。

また、その時その時の、子供の成長を見届けるという、うれしいはずの出来事もストレスの多い疲弊した中ではなかなか、やりがいに感じにくいのかもしれません。

少しでも保護者である我々が保育士に寄り添い、理解することで環境改善につながるのであればそれは子供にいい影響で返ってくるのではないでしょうか。

まだこれからも、保護者として何か出来ないか、考えていきたいです。

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  • この記事を書いた人

しげる

WEBライター&専業ブロガー、ブログ歴4年以上の40代。 Yahooに掲載されている大手メディア2社で毎日記事を執筆! その知見を活かして日常においても「人の役に立つ情報」を提供している。 一男一女の子育て中で東京在住。

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