今や、日本一売れている車種の軽自動車。
黄色のナンバープレートだけだったのが、期間限定(2020年9月末)で白色の特別ナンバープレートも申請すれば付けられることもあり、黄色のナンバープレートに違和感があった方にも抵抗なく乗れるようになりました。
なおかつ、軽自動車は女性にも好まれる形やカラーなども豊富で、幅広い層から圧倒的な支持を受けています。
また、税金や維持費も安く、車内も天井の高い足元も広いタイプも多くセダンタイプのタクシーよりもはるかに広々としています。
そんな感じなので、人も乗せられるだけ乗せていいでしょ?
と思ってしましますが、ちゃんと乗車人数に規定がありました。
はたして軽自動車は子供も含め、何人まで乗れるのでしょうか?
最大で乗れる人数は
軽自動車は、前に2人後ろ2人の計4人までですが、例外があり12歳未満の子供であれば後ろの座席に3人までなら大丈夫とのこと。
どういうことでしょうか?
つまり、大人2人と12歳未満の子供3人の計5人なら乗っても大丈夫ってことです。
ただし、これはダメです。
大人3人と12歳未満の子供2人の計5人。
なるほど、たしかに乗ればわかりますが広いとはいえ、軽自動車の横幅は普通車に比べ約20センチほどせまいので後ろの席では小さい子供3人が限界です。
しかも、後ろの座席には2つしかシートベルトがありません。
子供3人なら1人はしなくても罰せられないのですが、事故には気を付けたいところですよね。
乗車人数オーバーの罰金や減点数は?
先ほどの、12歳未満の子供3人の場合ではなく5人乗ってしまって捕まった場合は減点1点の罰金6000円だそうです。
近くだから乗っちゃえという気持ちを押さえ、セーフティーファーストでいきましょう。
5人乗りたい場合の選択肢
軽自動車の次に大きい車であるコンパクトカーは軽自動車と比べたいして広さや大きさは変わりませんが大人5人乗れます。
有名なクルマとしては、トヨタアクア、日産ノート、ホンダフィット、スズキソリオあたりでしょう。
ただ、広さやクルマの走行性能は思ったほど変わりませんが、税金、維持費が軽自動車にくらべ変わってきます。
諸経費の違いは?
1年間まったく乗らなかったとして、クルマだけの経費だけでいったら軽自動車とコンパクトカーはざっくりいうと年2万くらいの差でしょう。
もしも、夏は海に行き、冬はスキーなどレジャーで遠出したり普段使いにガンガン乗っていたとしたらもちろん全然変わってきます。
駐車場の料金はもちろん変わりませんがガソリン代もさほど差はありません。
ですが、高速料金は軽自動車の方が2割ほど安いです。
タイヤやエンジンオイルなどの消耗品はすべて軽自動車より割高です。こちらは乗れば乗るほど差が出てくる部分ですね。
う~ん、5人乗らないのであれば軽自動車で充分だと個人的に思いますが。
いかがでしょうか?
軽自動車を長年乗ってみて
我が家はダイハツの初代タントを長年乗っています。
よく遠出しなければ軽自動車で充分とかネットに載っていますが、我が家は都内からスキーで新潟まで約200キロ、夏は伊豆の海まで約250キロくらいを大人2人保育園児2人で毎年行っていますが全く問題ありません。
雪道だってスタッドレスタイヤを履けば大丈夫ですし、坂道を走る感覚もコンパクトカーとさほど差はありません。
むしろ、なぜ軽自動車で遠出できないと評判になっているのか理由を知りたいくらい不思議に思っています。
ただ、乗るのは基本的に週末だけなのでこれから先、シェアカーなどが今より発展してくれば所有しているマイカーは手放してもいいと思っています。
あのトヨタの豊田社長も、「これからのクルマは所有ではなく共有する時代になる」と言っていますし。
もし、レンタカーやシェアカーを借りるにしても軽自動車で充分ですが。
さいごに
もちろん、クルマは大きいに越したことはありませんが家族の人数にあったサイズで選んだ方がコスパは良いですよね。
キャンプや荷物の多い趣味などにクルマを使うなら話は別ですが、3人家族で7人くらい乗れるミニバンタイプのクルマはちょっとオーバースペックな気がします。
日本の道路は幅も狭いし、女性にとっても軽自動車の方が運転しやすいですしね。