公園に行った、木の近くにいた。風が強かった。
木がある公園で遊んで、家に帰って来てからしばらくして赤い湿疹が出てきた。
なんか少しづつ広がっている気がする。
この内容に覚えのある方、そして、
提供:ヤマレコ/masama-maru(チャドクガによる皮膚炎)
こんな湿疹が体のどこかに出ていたら、チャドクガという毛虫に刺されたかもしれません。
ただ、この写真のような湿疹があり、なおかつ以下の症状がある方は、この記事の対象外です。
すみやかに医師の診察を受けてください。
この症状がある方は病院へ
- 発熱している
- ぐったりしていて元気がない
- 顔やくちびるが腫れぼったくなっている
- 呼吸が苦しそう 声がかすれている
- 強い腹痛がある 嘔吐を繰り返す
- 血便がある 鼻血が出て止まらない
- 足のひざから下に、紫色の点々が出ている
- 関節部分がはれて痛みがある
- 我慢できないほど強いかゆみがある
出典:PIXTA
チャドクガの生態
風で飛ばせるほど小さな「毒針毛」と呼ばれる目に見えない小さな毒毛を持っていて、
直接触れたり飛んできた毒毛が皮膚に刺さることで、皮膚炎などが引き起こされる。
皮膚炎は刺された直後から発症しますが、風に飛ばされてきた毒針毛による被害は遅れて気づく事も多いのが特徴。
「昼間、公園に行っていて夕方になってから体がかゆいと思ったら赤い発疹でいっぱいだった」なんてことがあるそう。
公園や木の多い場所などの身近な所に生息しているので注意が必要です。
我が家の子供の発症ケース
6歳になる息子も公園で遊んだ次の日の朝、かゆみをうったえていて先ほどの写真と同じような湿疹が首すじに5個くらい出来ていました。
でも湿疹以外、体調が悪い様子もなかったので、
通っている保育園の先生にも湿疹があることを告げ、そのまま保育園に預けました。
そしたら、11時頃保育園から電話があり湿疹が広がっているので、
一度、「病院に診察に行ってほしい。」との連絡がありました。
子供を迎えに行くと確かに首すじにあった湿疹が増えていて、
「何だろうこれ?」って少し不安になるくらいに赤いポツポツが広がっていました。
すぐ近くの小児科に連れて行き、医師に診てもらった結果、熱も出ていないなら虫刺されの可能性が高いとのことで、
湿疹部分に塗るステロイド剤だけもらい帰宅しました。
しかし、数時間が経ち、夕方になると内ももにもかゆみが出る
首すじと同じような湿疹ができていました。
ひょっとしてこれは、虫刺されじゃないのではないかと夫婦で心配になり、
今度は小児科ではなく皮膚科に診察を受けに行きました。
でも診断結果は、虫さされでした。
湿疹以外に症状がないこと、また湿疹の出方が体の内部の不調からくるものではない。
ということで、医師はチャドクガの写真と刺されたらどんな湿疹ができるかが載っている本を見せてくれ、
こんな虫が公園にいなかったか聞いてきてくれました。
毛虫だと、首から入って身体の柔らかい所を刺すからそのまま下に行き、内ももを刺したんではないかと。
確かに公園には色んな虫がいましたが、あんな虫がいたような気がしました。
医師はもう一つの可能性として、古い家のふすまなどの角にゴミに見える虫がいる。
その虫に刺されてたら、同じような湿疹がでるとの事。
そのような場所には行っていないので、じゃあチャドクガの可能性が高いねという結論に至りました。
一応、一週間くらい様子を見て症状がひどくなったらまた来てくださいと言われましたが、
次の日の朝にはもう赤い湿疹は無くなり、かさぶたみたいになっていて症状が改善されていました。
ホント、何事もなくて良かった~と夫婦でホっとした出来事でした。
後日、同じ年頃の子供がいる会社の人にこのことを話したら、
チャドクガの事を知っていて周りでも何人か被害にあった子がいるとのこと。
今回、チャドクガのことをまったく知らずにかなり焦りましたが、
まだ知らない方がいましたらこの虫の事を知っておいてもらえたらと思います。
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