子育て

[親必見]子供が依存しないか心配。でもゲームをやるメリットを知ろう

子供ってホントにゲームが好きですよね?

もうやめなさい」と、いくら注意しても

もうちょっと」と言いながら熱中して止めようとしません。

挙げ句の果てには、お互いムキになってケンカになってしまうこともしばしば。

実際、親の私たちが子供の時からあったゲーム。

自分もかつて幼い頃、ゲームに熱中しすぎてよく親に怒られたな〜と思い出すことも。

だから自分の子供がゲームに熱中してしまう気持ちはよ〜くわかります。

しかも今はゲームの世界もインターネットの進化とともに発達し、

友達とお互い家にいながらも、会話をしてゲームが出来てしまう世の中になってしまいました。

つまり、時間も忘れてゲームに熱中してしまう環境が整っているということ。

このように、親にとってあまりやってほしくないものとして存在しているゲーム。

はたして、ただの時間潰しなのか?

勉強の邪魔な存在でしかないのか?

子供がゲームをやる家庭はみんな悩んでいるはず。

ゲームは勉強などの妨げになる

と感じている親も多いかと思いますが、実際はどうなのでしょうか?

実は昔のゲームと違い、今のゲームはとてもよく出来ています。

今のゲームはすごく頭を使い、どう攻略しようか考え工夫をしないと上手くできないようになっているゲームが多くあります。

この自分で悩みながら考えてゲームを攻略しようとする中で養われる能力って実はとても大きいんです。

一つ挙げると、説明書が付いて無いのが当たり前の最近のゲーム事情。

操作方法や攻略法は自分でネット検索するしかありません。

この自分で調べて解決方法を見つけるという、

検索力一つとっても、これからの時代に必須な能力だと思うのです。

ヨーロッパではゲームが教育に使われている

マインクラフト

マインクラフトという世界中で爆発的に人気のゲームがヨーロッパでは教育に使用されています。

そのゲームは特にやることを支持されるわけではなく、何をするのも自由なんです。

それが人気の理由で、どんなゲームかと言うと、

3Dの仮想空間に生えている木や石などを加工して家を建てたり道具を作ったり、

知らない場所に自由に冒険したりと、行動のすべてを自分で決めて遊べるんです。

実際、私も自分の子供と地下深くマグマの近くにしかないダイヤモンドを見つけに、

何時間もかけて石を掘り続けました。

マインクラフトのゲーム画面

その間、何度もマグマに落ちて死んでしまいゲームオーバーになりましたが、

子供が自分で目的を決めて忍耐強くプレイする中でやっと見つけたダイヤモンド

それを見た瞬間の子供の目はダイヤモンド以上に輝いていました。

もちろん、勉強やご飯も食べずにゲームをやるのはもっての外ですが、

自分で考えて責任をもって行動するという体験をさせるゲームは教育にとても良いと感じています。

この他にもゲームには様々なメリットがあるんです。

仕事もゲームのようなもの

昔懐かしのあの電子音が鳴っていたゲーム登場から数十年。

今は、「これ実写じゃないの?

と目を疑うほどにキレイな画面でとても驚いてしまいます。

だから多種多様な表現が可能になり、もはやこれ普通に仕事だよねというゲームが多くあります。

例えば、農業運営をかなりリアルに体験できるファーミングシュミレーターというゲーム。

田植えから始まり、実った野菜などを販売し得た報酬で、

より高性能な農業製品を買い農地を拡大させることを目的としたゲーム。

世界中で大人気のゲームソフトです。

そして子供を熱狂させているあのどうぶつの森も、家を建てたりモノを売ったり食物を育てたりなど、

ほぼ現実のような生活をゲームに落とし込んでいます。

このように最近のゲームは形は違えど、基本的にゲーム内で様々なミッションをこなす中で、

自分が成長を感じることが快感となるものが多くあります。

出来ない事が出来るようになった事に喜びを感じるのは仕事にも似ていますよね。

[親必見]子供のゲーム依存が心配ならば

子供がゲームに依存してしまう理由はとてもシンプルです。

それは親がゲームに任せっきりで子供をほったらかしにしているからです。

確かに私も毎日子供を育てていてわかることですが、ゲームに熱中していてくれると家事もはかどるし、

自分のしたい事が出来てとても快適なんですよね。

でも、ゲームをしたいと駄々をこねる子供をなんとか他に熱中できることを提案し、ゲームばかりにさせないこと。

親としてはこれがすごく重要だと感じています。

本質的に子供はゲームの楽しさより実際に自分が体験することの方が、

はるかに楽しいことは分かっています。

自分の子供の顔を見ていてわかります。

ゲーム依存は子供の問題じゃなく親の問題だということを理解すれば、

ゲームとの共存も上手に出来るのではないでしょうか。

後ほど書きますが実はゲームで養われる能力は多く、この先も決してムダになりません。

熱中できることはいいこと

好きな事や楽しいと思える事に熱中できるのはとてもいい事で、これもゲームのメリットの一つと言えます。

近くにいませんか?自分には趣味がないと言う人。

じゃあこの人達は毎日何に熱中したりして毎日の時間を何に費やしているのでしょうか?

元プロ野球選手の清原が、野球をやる事しか熱中できるものがなく現役引退後にその心の穴を埋めるために、

薬物に依存してしまったという話は有名です。

人は毎日を楽しみ続けないと生きていけない生き物です。

子供の時から熱中できるものがなかった人が大人になるとどうなるでしょうか?

家族のことなどそっちのけで仕事に熱中する人。

朝から晩まで仕事に忙しくしていても、

本当に自分が心から仕事を楽しいと思ってなく、

心が一ミリも動いてなければ、ただ勤務時間を忙しく作業をこなすだけの暇つぶしの毎日です。

自分にとって、何が楽しいのかがわからない人はまた人生で何が大切かもわからなくなってしまいます。

SNSで何かにつけて人を攻撃する事に熱中する人。

自分が前向きに人生を楽しめていないから

頑張っている人をわざわざネットで検索して引きずり下ろす事に熱中してしまう。

自分の人生を生きていなく、迷惑でしかありません。

常に人と比べてしまう生き方になり窮屈な日々を送ることになってしまいます。

休日にやることがないから朝からお酒を飲む人。

先ほどの清原ではないですが、毎日を仕事など自分の心が全く動かないことに時間を費やし熱中している人に多いです。

仕事していればたとえ心が満たされてなくても時間がつぶれますが、

休みになると何していいかわからないから気分が晴れるお酒を飲むしかない。

酔いがさめれば現実に戻り、またお酒を飲んでしまう。

飲んでる本人もこれじゃいけないと思っていても他に熱中するものがないのでやめられません。

ギャンブルにハマってしまう人も決してお金が欲しい訳ではないので本質的には同じです。

このように今、子供がゲームに熱中してしまって悩んでいる方もいるかと思いますが、

長い目で見たら子供からゲームを取り上げるよりも、

親が上手に管理してあげる事が何よりも大事なんだと実感しています。

ゲームに熱中できるなら、他の自分が楽しいと思えることにも熱中できるはずです。

子供のその能力も大事にして伸ばしてあげましょう。

ゲームで養われる能力

集中力が高まる

人は本気で楽しいと思えることは何時間でも集中することが出来ますよね?

大人は仕事など集中して何時間でもやることが出来ますが、子供の時はなかなか集中力は身に付かないもの。

そして集中している時間も長く保つことが出来るようになる可能性はゲームにはあります。

単純作業を忍耐強くこなせる

先ほどのダイヤモンドを見つけるために何時間も石を掘り続けるという単純作業を出来るのも、

自分で決めて行動するからこそ、その道程も頑張れるというもの。

大人になると、人生は単純作業の繰り返しですよね。

でも、その単純作業も試行錯誤を繰り返し、改善しようとする中で少しずつ日常が変化していくことに気づきます。

それを小さい時から身に着けることができるのもゲームのメリットではないでしょうか。

文字や文章理解能力が高まる

子供が熱中していることで、わからないことを知りたいと思う欲求は凄まじいもの。

我が子もゲーム内で、わからない文字や文が出てくると「これどういう意味?」と必ず聞いてきます。

小学一年生で、漢字すら理解したいと思えるほどの事って、日常であまりないですよね?

アニメなどの動画などもわからない言葉が出てきますが、たとえわからなくても物語は進んでいきます。

でもゲームだと理解しないと次に進むことが出来ない場合が多いので、

子供も、自然と知りたいと思えるのでしょう。

脳、手、目を同時に使うので将来とても役に立つ能力が身につく。

意外と、この三つを同時に動かすことって無いのではないでしょうか?

あるとしたら自転車や車の運転などですが、

ゲームのいい点は、この三つを日常にはないものすごい速いスピードで使うことで鍛えられる点です。

将来どんな仕事でもこの能力は必要ですし、仕事が出来ない人や仕事が遅い人の特徴って、

情報がこの目から脳にいき素早く思考して手を使いアウトプットするまでの能力が低い傾向にある気がします。

逆にこの能力が高い人は、仕事や車の運転、料理や洗濯などすべての事を早くこなせる事出来るので、

いわゆる「あ~忙しい!」が口癖の時間貧乏な人がいません。

これって人生においてすごく大事な能力だと思いませんか?

さいごに

ゲームはただの遊びではなく、様々なメリットや能力が鍛えられることがわかりました。

もちろん、ご飯も食べずに勉強もせずにゲームだけやるというのは教育として間違っていますが、

子供が夢中になるほどハマるゲームを能力アップに使わない手はないですよね。

ゲームなんてやらせたくない」と思っている方も、ゲームのメリットを理解して、

ゲームを上手く発育に利用してみてはいかがでしょうか?

子供がYouTubeに夢中になってしまうけど見るメリットはあるの?

  • この記事を書いた人

しげる

WEBライター&専業ブロガー、ブログ歴4年以上の40代。 Yahooに掲載されている大手メディア2社で毎日記事を執筆! その知見を活かして日常においても「人の役に立つ情報」を提供している。 一男一女の子育て中で東京在住。

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