イクメンという時代の波に乗っかりたくて、抱っこひもで子供を抱えて、外でこれ見よがしにファッション感覚で子育てをしている気になっているパパ。
掃除、洗濯、料理と休みの日にたまにやってはくれるけど、ママからしたら全然できていない。
ハッキリ言ってあんた、役に立ってないんだけど。
ていうか、もっと当事者意識を持てばそんなに的外れなことをしなくなるんじゃないの?
パパに対してそう思うママも多いのではないでしょうか?
かくゆう私も、奥さんから言わないでもやってよと言われ、言われなくてもやったことが全否定されて無力感を感じたことは数限りなくあります。
そんな時に聴いたら癒される、おススメの曲は、浜田省吾の「アイアムアファーザー」でしょうか。
♪傷ついてるひまなんかない、前だけ見て進む~♪
って歌詞が心に響きます。
さて、では一体ママたちはパパのどんな所が役に立たなくて、どう動いてほしいと思っているのか。
そして、実際パパは何を考えて行動しているのか。
ここを理解し合えば、効率のいい育児や家事が出来るのではないでしょうか?
では、詳しく見ていきましょう。
パパが役に立たない
腹立つポイント
ママが買い物なり美容院なり用事で出かけている間ずっと子供が好きなテレビを見せて、パパはその間、昼寝もしていた。
私も子供がまだ小さいころに同じことをした経験があります。
結局、公園で遊ばすにも小さすぎて滑り台などで遊ばせにくいし、すぐ転んで危険だし服も汚れるしで。
それだったら、たまには大好きなアンパンマンを見放題もいいんじゃないって思ってました。
ママがこのようにさせない対策としては、子供にパパにどこに連れてってほしい?って聞くことでしょうか。
ブーブー乗りたいよね~?公園のパンダさん乗りたいよね~?とか言って子供を誘導させて行くところを決めていくみたいな。ウチの奥さんはそうやっていました笑
それが続くと、だんだん毎週行く場所が決まって習慣化していきました。
腹立つポイント
お着替えもお風呂もお遊びも、ママがいいって言ったらすぐパスしてくる。
諦めるの早すぎっ!ママは手が空いてないんだから何とかしてよ!
確かにそうなのですが、これは正直パパじゃイヤって時があります。
ママの柔らかい身体で抱っこされて泣き止むこともしょちゅうあるので。
ただ、ママとしてはパパに対してすぐあきらめずに頑張って子供をあやす姿を見せてほしいのではないでしょうか?
私も何回も奥さんから、すぐあきらめないで!と言われ、ママがいいって泣いてるんだから無理だろうと、言い合いになったこともありましたが、奥さんの言うとおりあきらめずにあやし続けたところ10回に3回は機嫌を直してくれるようになりました。
だからママはそんな時、パパに怒らず「手が離せないから何とか工夫してお願いっ!」って頼めば、少しずつ頑張ってくれるようになるのではないでしょうか。
腹立つポイント
子供の寝かしつけで朝までグッスリ寝てしまう。
ママは子供が泣くとすぐ起きるのに、パパは起きる気配がなく結局ママが起きて面倒を見ることに。
育児あるあるの上位にランキングされるヤツですよね。
う~ん、これに関してパパの肩を持つわけではないのですが、まったく悪気はないんですよね。
私も寝かしつけに挑戦してきた過去があるのですが、子供が泣いたらすぐ起きるぞって思っていても寝てる間は意識がないので気づいたら朝なんです。そして起きたら不機嫌な奥さんがいるんです。
周りのパパに聞いてもみんなムリって言ってました。少し目が覚めるとかのレベルではなく寝てしまってます。
ママには申し訳ないのですが、これは直しようがないかもしれません。
腹立つポイント
自分のことしか考えていない行動をする。
ご飯食べる時も自分が食べたら終わり。子供の面倒は見ない。
お出かけするときの色んなセットもママ任せ。
どこか出かけた時も自分だけトコトコ歩いて行ってしまう。
確かに、気がついたら自分のことしかやってなかったってこと、いまだにあります。
これに関しては、上手に押し付けるのはどうでしょうか?
ご飯もパパのとなりがいいと言うように仕向けて面倒を見させる状況にするとか、出かける時の服はどれがいいかな~?パパと選んで~など。
パパも頼られたら悪い気はしないはずなので、徐々に面倒を見るって意識が出てくるかもしれません。
まとめ
パパと言っても最初はやはり、何をやるにしてもママに対してやってあげてる感が強く出ていますよね。
私も最初の子がまだ3歳位の時まではそう思って育児などをしていた気がします。
本気でやりだしたのは下の子が出来てから。
奥さんが仕事に復帰し、すべてを効率的にやらないと自分がツラくなると焦ったからだったと思います。
パパに役に立ってもらうコツは、家事育児の大変さに巻き込むことだと思うのです。
先ほども言った通り、当事者にさせること。
男って生き物は感情的に言ったところであまり伝わりませんし、根本的には変わりません。
例えばママが、「わたし忙しいんだから、スマホばっか見てないで子供のお風呂くらい入れてよ」
と言ってもママはたまたま機嫌が悪く、忙しいから怒ってるんだなくらいにしか思えません。
なせか、それは男脳の思考で日々を過ごしているからです。
家事育児は女がやった方が効率がいい。
テトリスをやるように、次はこう次はこっちというように、ちゃんと頭の中で整理して考えて行動しているはず。
だから自分だけで大変なら怒る前に言ってくるよなって思っています。
男ってそんなもんです。
ママは、いちいちムカつくでしょうが男用に言葉を変換して伝えなければなりません。
過去の記事に載せましたが、↓
多くのパパが仕事から帰ってきて考えている事は、腹減ったから早くご飯食べたい、早く一人でゲームなど熱中することをしたい、くらいです。
であるならば、やらなければいけない事をこなし、いかに早く終わらせるかを順序立てて考えさせ、ママと一緒にやらなければ終わらないと思わせればいい。ママも助けて~とか言いながら。
こういう風に頭で考えて行動することが好きな男って実は多いんですよ、ゲームみたいに。
そして、頼られるのが嬉しくて好きな生き物、それが男なのです。
イクメンぶっているうちがチャンスではないでしょうか?
頭ごなしではなく、感情的に怒らず、褒めて育てる。パパ育成の鉄則です。
イクメン風のパパが楽しいと思えるところから徐々にやらせてみる。
これが役に立つパパの上手な育て方だと思います。