パパが進んで料理を作ってくれるコツ、知りたくないですか?
だって休日くらいはパパにご飯を作って欲しいですよね?
パパだから出来る料理もあるし、なによりも子供がいたらパパが料理を作っている姿はきっと喜ぶし、パパもきっとまたやる気になるはず。
そして普段とは違う食事の雰囲気でみんなが楽しめます。
だから家族にとっていい事しかありません。
そもそも料理を作ることに関して言えば、女性はホルモンバランスの影響で味覚が安定しないため、男性が料理をすることはとても理にかなっていると言えるのです。
また、その気になってくれさえすればパパはレシピにも料理道具にもこだわりを持ち、進んで作り始めてくれます。
なぜか男という生き物は、シンプルだけど、こだわる事が出来る料理を作るのが好き!
こだわり過ぎてムダに食材費や料理グッズが増えてしまう可能性がありますが、家族が喜んでくれて、たまには楽が出来るならそれはそれで良いではありませんか?
私の周りでは、私がどハマりした影響により中華鍋で本格チャーハンを作るパパが増えてくれました。
チャーハンって作り方はあんなにシンプルなのに、意外にうまく作るのは難しく、とても奥が深い料理なんです。
男はチャーハンのそういう所が好きなのです。
私自身の経験により、男が料理を進んで作る理由は2つあると思っています。
ひとつは、道具へのこだわり。
もうひとつは、家族に作った料理を褒められること。
たったこれだけです。
ドラクエなどのゲームの主人公のように装備をレベルアップし、強敵を倒し、それをみんなに褒めてもらいたいという欲望。
それが死ぬまで続くのが、男の本質なのです。
そこを否定してはいけません。
薄々感づいていると思いますが、男は思っている以上に単純な生き物なんです。この習性を利用しない手はありません。
では具体的にどうすれば、パパがその気になるか、私の体験談を通して紹介していきたいと思います。
パパ友が作った写真を見せる
まずは、パパ友も当たり前の様に料理を作っていると思わせましょう!
「〇〇ちゃんパパの料理、これすごく美味しそうじゃない?」とライバル心を軽くあおってあげれば、「オレもそれくらいはできる」とその気になり作り始めると思います。
ここで注意点は、あまりにもこだわっている複雑な料理は見せないこと。
例えば、フランス料理のような(仔羊肉を特製ソースであえて)などの訳の分からない料理。
それだけはやめて下さい。
万が一、作られても困りますよね?
あまり作ってるパパもいないと思いますが。
なので、これならオレも出来る!と思える料理がいいと思います。
素人男性が作っている料理番組を見せる!
最近はパパと同年代くらいの男性が料理している番組、いくつかありますよね?
女性が作るのとは違い男性が作っていれば、パパは感性が近いのでオレもやってみようと思えるはずです。
おススメは料理にあまり慣れてないタレントが、プロに教わりクッキングをしている番組です。
これぞ男の料理といったメニューを作っていることが多いので、とても参考になると思います。
ここでの注意点は、あまりにも作り方にこだわっているオジさんが出てる料理番組は見せないことでしょうか?
もちろん、パパが料理にこだわり出したら見てもいいのですが、最初から見せられたら手際が良すぎたり、当たり前にやっていることが多すぎて、いざ自分が料理した時に出来ない事のギャップがありすぎて萎えます。
最初のハードルが低ければ低いほど、やらなくなってしまうリスクが減るので過度に期待しないように、そして雛を育てるイメージで優しく、優しく。
包丁などこだわりそうな料理道具を買ってあげる!
男はなぜか持っている道具にこだわりを持ちます。
千円の包丁も一万円の包丁も出来上がる料理の味にはほとんど影響がないのですが、ムダにこだわってしまうのが男というもの。
一万円の包丁を「全然切れ味が違う」と言われても、「それで一体、何を切るつもりなの?」と切れ味のいいツッコミはしないで、我慢して調子を合わせてあげてください。
多少、初期費用がかかってもやる気になっている気持ちを大事にしてあげてください。
最初だけ費用がかかるシェフ代行サービスだと思えば安いものです。
途中でめんどうにならないように、手間のかかる作業はしてあげる
我が家の奥さんがやってくれることなのですが、週末に私が料理をする時にそっと野菜や肉などの面倒な下ごしらえをやってくれているのです。
自分から料理をすると言ったとしても、子供と遊んで疲れてしまい面倒だなと思うことがよくあります。
そんな時に、面倒な野菜の皮むきやカット、肉の解凍とカットなどがしてあると、「じゃあ、やったるか!」と頑張ることが出来ます。
また下ごしらえをしてあげることによって、めんどくさくなったとしても「そこまでやってくれたんなら、やらないとマズいかな?」と思わせる効果も期待できます。
料理すべての工程を自分でやりたいパパもいると思うので、そこは臨機応変に対応していきましょう。
なんでそこまでやらないといけないの?と思うママもいるでしょうが、先ほども言ったように男の本質は、「オレがこだわった道具を使いたい」という気持ちが強いので、出来るようになるまで少しだけ我慢をしてくださいね。
めんどくさいですが、パパが料理を作ってくれるまで少しのお金と時間の投資は必要ですので。
一番は家族でパパを褒めてあげる事でしょう
でもやはり、パパにとって一番うれしいのは、こだわった道具とレシピで作った料理をみんなが「おいしい」と喜んでくれたときでしょう。
これは料理作った人すべてに言えることですが、パパはたまにしか作らないからこそ家族みんなに褒められたいものです。
パパが作った料理の味がイマイチだったとしても、子供に食べさせたくない味付けだったとしても、料理をしてくれたことに感謝の言葉を伝えましょう。
正直、料理の味なんて作っていくうちに丁度良くなっていきます。
新米シェフにとってほめてもらう事、すなわち皆が自分の承認欲求を満たしてくれることが何よりも大事なのです。
ほめるコツとしては、「やっぱり包丁替えると味が全然違うね」など道具の性能の事をほめると、めちゃくちゃ喜んでくれると思います。
男性との会話での鉄板は、こだわってそうな物をとりあえずほめるです。そこをほめられて嫌な顔をする人を見たことがありません。
男の私ですら、初対面の男性に使うテクニックですのでぜひ使ってみてください。
ですが、やっぱりパパが料理を作ってくれたら素直にうれしいですよね?
そう言葉で伝えてあげれば、きっとまた作る時の力になるはずですので、ご協力をよろしくお願いいたします。
パパが作るおススメ料理3選
チャーハン
先ほども言った通り、男がハマる魅力満載のチャーハン。
最大の特徴は、凝った素材や調味料が必要ない点。
そして、見栄えを気にしなくていい点。
家にある物だけで作れてしまうので、めちゃくちゃハードルが低いんです。
他の料理だと、テレビを見てすぐ作ってみたいと思っても具材が無かったり、微妙に調味料が足りなかったりで出来ないこともあるんですがチャーハンに関しては、お米と卵、塩、味の素、しょうゆさえあればそこそこ美味しいチャーハンが作れてしまいます。
しかもYouTubeに作り方の動画が大量にあるので、参考にして作りやすいんです。
私も、私の周りのチャーハン作りにハマった人達は、無駄にパラパラチャーハンを作りたがります。
はっきり言ってパラパラしすぎると逆に食べにくいんですが、どうしてかパラパラさせたくなってしまうんですよね。
本格的に作り始めると、中華鍋が欲しくなってくると思いますが、ここで注意点があります。
もし自宅のコンロに温度センサーがあったら中華鍋を使って料理をした場合、センサーが作動して途中で火が弱くなってしまうことがあります。
私も使っているのですが、
ちいさな焼き台 AP-427612 アルファックスキッチン 台所 ガスコンロ用 耐熱セラミックス 便利グッズ 雑貨 補助器具 価格:1,540円 |
これをコンロの上に乗せて作れば、火も強いままで作れます。
参考までに。
テレビで紹介していたカップラーメンを砕いて混ぜ合わせ炒める?意外とおいしいチャーハン
以前、テレビでコンビニやスーパーで売っているカップラーメンを、お湯を入れずにそのまま砕きチャーハンの味つけとして一緒に炒めるとすごく美味しいと紹介していました。
その番組では色んなカップラーメンを試していましたが、基本的にどのラーメンでも美味しそうでしたよ。
焼きそばなどのがっつり炒める系
焼きそばや焼うどんって家族分を作るとなると結構、重労働じゃないですか?
これこそパパの出番ですよね。
このメニューも結構簡単に作れてしまうので、ぜひパパに作ってもらいたい料理の一つです。
ソースが付いている焼きそばの麺があれば、休みの日の昼か夜どちらでもパッと作れてしまうので強い味方になってくれるはず。
作ってくれるパパも、簡単なのに割と体力がいるから作った後って妙な達成感があるんですよね。
同じような料理として、野菜炒めなんかも家族分作るのは大変だから、パパにお願いするのもいいのではないでしょうか?
カレー
パパがもっとも凝りだしたらめんどくさいメニューがカレーです。
まずカレーといってもドライやキーマ、肉はチキン、ポークなど種類が豊富すぎますし、カレー粉なんかこだわりだしたらキリがありません。
カレー好きで有名な芸能人がとことんカレー作りにこだわった結果、最終的にどんなカレーが正解だったのかという結論に行き着いたか知っていますか?
正解は、お母さんが作るような普通のカレーだそうです。
カレー作りにハマりだすと、どんどん色んなものを足していってしまうそうなんですが究極はいかにムダなものを減らすかという、引き算の料理なんだそう。
どんなに足しても、美味しくなるとは限らないし、素材の味もボンヤリしてしまうんだとか。
なんか人生みたいですね。
パパがあまりにもカレー作りにこだわってしまったら、カレーはシンプルこそがベストなんだという事をさりげなく伝えてあげてください。
日曜日の夜はパパの出番だねと決めてしまいましょう。
営業トーク術に学ぶ
営業マンが使うテクニックで有名なのが、契約中にさりげなくペンを渡し契約書にサインさせてしまうテクニック。
「日付だけでも書いといてください」と営業マンにペンを渡されると契約者は無意識のうちに書かなければいけないという心理になって契約してしまうそう。
そのテクニックを使い、パパと「今日の夜ご飯、何にしようか?」と話しているときにそっと包丁を渡すわけにはいかないですが、「今日もパパの○○が食べたいな~」と子供も巻き込んで言ってあげたら、パパもきっと喜んで包丁を研ぎ始めるのではないでしょうか?
我が家の奥さんは、「そろそろアレ食べたくなってきた。」とか一緒にスーパーに買い物に行ったら「あれ売ってるよ!食べたい~」など巧みな話術で上手に作る気にさせてくれます。
そこまで行くともう、動機はどうでも良くなってきます。
いかに自分が納得できる料理を作り「ウマいっ」と言ってもらえるか。という気持ちになります。
話は飛んでしまいますが結局、営業マンもママも、そしてapple製品も買おうか迷っている自分の背中をうまく押してくれればそれでいいんです。
パパの作りたいという気持ちを、食べさせたいという気持ちに変えてあげる事が出来れば、もうそれで大成功なんです。
ぜひ、その気にさせてあげてください。
まとめ
いかがでしょうか?
パパの美味しい料理、食べたくなってきましたよね?
今は簡単にレシピがわかるので、パパに作ってもらうのは決して敷居が高くないことだと思います。
まずは簡単なビールのつまみから始めてみるのもいいですし、子供と一緒にクッキー作りなんかも簡単だからやってもらうのもいいですよね。
共働きが当たり前のこの時代に、パパが料理を作れるのは家族にとっても大助かりです。
パパが料理を作ることで、家族が今より食を楽しむことが出来たら、とても素晴らしい事だと思います。