あんなにいいなと思っていたのに
結婚する前は一緒に暮らすということがどんな事なのかわからないので、
実際、何ヶ月か一緒に暮らしてみると、まぁ目立つ。
旦那の「アンタなんなの?」とツッコミどころ満載な姿。
そこで気づくんです。
男ってバカだったんだと。
もうアンタみたいなバカに振り回されたくない。
結婚して旦那にそう感じている方も多いのではないでしょうか?
実際に私も、奥さんには自分勝手な日々の行いで多大なる迷惑をかけ続けていたと実感しております。
皆さんは旦那に対してどう感じているでしょうか?
男はなぜバカのままなのか
独身のときは、時間、体力、お金。
すべてを自分のためだけに使えていました。
寝たいだけ寝て、遊びたいだけ遊び、欲しいものは無理してでも買ったりして。
けど、家庭を持ち子供が出来ることにより、
たいていの男は自然と、独身男性から既婚のパパに少しずつ変わっていくもんです。
結婚生活は、時間もお金も体力も無限にあるわけではない。
限られた中で、それらをどう家族のために使っていくのか。
たとえ嫌々であったとしても、家族のために身を削るのが旦那でありパパなのです、本来は。
けれども、バカな男は違います。
結婚しようが、子供が出来ようが独身時代の考え方を変えることができません。
いかに自分が日々を楽しく生きていくか、それしか頭にありません。
こんな旦那がいると、家庭が上手くいくはずがないです。
男は仕事だけに全力を使うべきという考え
「こんなに仕事を頑張っているのに、なぜ妻は仕事に理解がないのだろうか。」
こう思っている男性も、まだ少なからずいると思います。
つまり、家事育児は女性がやるものとして考えているため、男は仕事だけを頑張るべき。
という昭和のお父さん像がまだ抜け切れていない旦那。
たしかに、昔は仕事を残業してまで働いて、家に帰るのが深夜だった時代もありました。
しかし、たとえ旦那がどんなに仕事でお金を稼ごうが、
子育ての大変さは変わりません。
男は仕事を頑張るのは当たり前なのですが、それだけしかできないのはもう時代遅れで、
今はもう、使えない男の典型になっているのです。
子育ては夫婦でやるのが当たり前
以前勤めていた職場に、双子の女の子を育てている同僚の男性がいました。
休みの日はどうしているの?と聞いたら、
「掃除とか、子供の面倒を2時間位みたら、あとは奥さんにタッチして撮りためたテレビを見ています。」
と話していて、みんなでビックリしたことがありました。
一応は子育てなどに参加しているふうですが心の底では、
家の事は奥さんがやるものっていう考えが透けて見えました。
しかも、給料の少ない会社だったのですが生活費だけを渡し、残りは自分の好きなように使っていたようです。
この考えがまさに、「時間もお金も体力」も自分のものという独身男性の考えを変えることが出来ていない典型と言えますよね。
繰り返しになりますが今の時代、自分の事しか出来ないまたは、考えない男はバカなのです。
そんな男は社会的にも評価されません。
そして、「男は仕事だけしていればいい」という昔の美化された時代が異常だったのです。
結婚で得られるものを理解させる
最近読んだ本に人間は目標よりも目的を持っていた方が、
やる気がでると書いてありました。
たとえば、やみくもに生活費を節約して「月3万貯金しよう」という目標よりも、「お金を頑張って貯めて、お互いちょっとだけ好きなものを買おう」
というような、具体的な目的があった方が頑張れるそうです。
ギャンブルや夜遊び、趣味など自分の事に熱中している旦那にはひょっとしたら結婚した目的があいまいなのかもしれません。
それは昭和を生きた自分の親も教えてくれませんし、当然、自分でググるわけもありません。
「結婚は人生の墓場」という発想は、自分のやりたいことしか考えない、独身男性のせまい考え方でしかないのはもう当たり前です。
男女が一緒に暮らし、子供が出来たら一緒に育てる。
この当たり前の日常の中で、いかにバカなままの旦那に家族のためにという具体的な目的を持たせるか。
ムダな仕事を早く終わらせ、自分だけが楽しい趣味よりも家族と過ごす時間を優先出来るような目的。
たとえば、仕事から疲れて帰ってきたら好きな食べ物が用意されていたら?
もしくは子供がパパと遊びたいと帰りを待っていたら?
休みの日はパパとこれやりたい、あれやりたいがいっぱいあったら?
男に目的を持たせるだけで、行動はずいぶん変わると思います。
男は女性が思う当たり前ができないのが、当たり前なんです。
なので、結婚した男には家事や育児をやろうと思わせるような目的をたくさん設定してあげる必要があります。
旦那をうまく遊ばせることも必要?
これも以前勤めていた職場の社長夫人から言われたことですが、わたしの結婚を報告する際に「これからは奥さんの言う事を聞いてマジメになります。」
と言ったら、「なに言ってるの!賢い妻は夫に適度に遊ばせて上手く息抜きさせるのよ。それが夫婦円満の秘訣なんだから奥さんに言っておきなさい!」
と言われました。
これは、昭和のお父さんの泳がせ方だと思うのですが(笑)
たしかに一理ある言葉だなと思っています。
家事や育児を、「これさえ頑張れば自分の好きな事ができる」と思ってやれることも当然あると思います。
男には適度に息抜きさせること、これを上手に使うとより良いかもしれません。
まとめ
結婚して発覚したバカな男。
「あんたなんかもう知らない」と離婚してしまえば話は早いのでしょうが、せっかく巡り合って結婚した仲なのです。
しかも、「アンタはなんでいつもそうなの?」と毎回イライラするのも疲れます。
でも、男の考えていることなんて単純なんです。
自分が楽しいそうだなって思う方に顔が向くだけなので、コツをつかめばコントロールするのは意外と簡単です。
早く家に帰りたいと思う目的を持たせること。
子供と遊ぶ時間を多く作りたいと思わせること。
言葉巧みな女性ならきっと旦那の行動を言葉で変えていけるはずです。
ぜひ、結婚してもバカな男には、少しずつでも目的を持たせて成長させていってあげてください。