子育てって、ホント毎日休みなく続きます。
どんなに体調が悪くても子供は待ってくれません。
”自分の子が生まれるまでは子供って常に可愛くて、
毎日が充実していると思っていた”
だって自分の子供だし、イライラすることなんてあるわけがないとも。
でも実際に子育てをしてみて、こんなに休みなくシンドいものだったなんて知らなかったと痛感させられた。
毎日、1人になる時間がなくて自分のことは何一つ出来ない。
眠いし疲れるし。
「わたしはいつになったら自由になれるの?」と、
途方に暮れてしまうこともしばしば。
もちろん、子育ては辛いことばかりじゃなく
可愛くてしょうがない時もあり、
この子がいるから何でも頑張れるという気持ちもたしかにある。
子育てが大変だからといって、いったん全てを無しにして”何もかもが自由だったあの頃に戻りたい”、
とまでは思わない。
だけど、いつになったら子育てって終わるのだろうと、ふと考えてしまう。
どんな親だって何年間も子育てしていると、そう思ってしまう瞬間ってありますよね?
自分の子供だけを毎日育ててればOKならば、少しは楽かもしれませんが、
親の毎日ってそれだけではありません。
将来のお金のことや自分の親のこと。
仕事、保育園幼稚園や学校関係の人との関わり。
子育て以外にも、やることや考えることがたくさんあります。
だからこそ手が抜きづらい子育てが少しでも、
軽くなればなぁと思ってしまうんです。
でも、子育てを終えた先輩たちは人生で子育て期間ほど充実した時期は無いと言いますよね。
たしかに自分の人生を振り返ると、そう感じる部分はあるかもしれません。
独身時代の休日なんか、朝からお酒を飲んでは寝てを繰り返して、
気がつけば休みが終わるような生活をしていたのでその時と比べたら今、
子育てが大変だとしても充実した日々は過ごせていて、独身時代に戻りたいとは思わない。
子供と一緒にいてイライラしようが、出来るだけ共に過ごせる時間を作りたい。
でもやっぱり少しは自分の時間は欲しい。
そんな複雑な気持ちの時に思い出し、子育てをしている今この瞬間を、
大切にしようと思える記事があるんです。
「子供と入るお風呂は一生の思い出。だけど当時は洗浄ではなく戦場?」
たまたま読んだ記事なのですが、子育てを終えた老婦人が大変だった子育てを思い出し涙する話です。
"あの頃は、いかに早く子供たちをお風呂を入れて汚れを洗い流すかに必死で、
風呂場が洗浄じゃなく、まさに戦場でした。
でも子供が巣立ってゆっくりお風呂に入れる今、
ひとり湯船に浸かりながら、みんなで入っていたあの頃は大変だったけれど、
もう戻ることはできない、たまらなく愛おしい時間だったんだなと感じられて涙が出てきた。
今こうして振り返ると、子育てしてた時は本当に充実した毎日だったんだなと感じています。
私にとって子供たちとの思い出はかけがえのない一生の宝物です。"
というお話です。
もちろん子供と入るお風呂って楽しい部分もあるのですが、
ふざけたりして、それはそれで大変というご家庭も多いのではないでしょうか?
子供の数が多ければゆっくりなんて出来ず、もはや流れ作業になってしまいます。
私も毎日2人の子供をお風呂に入れていますが、
基本的にお風呂に入りたがらないので、入る前から大変でのんびりなんて出来ません。
しかし、子育て期間が人生で1番充実していたと先輩が言っているように、
実際ゆっくりお風呂に入れるようになってみて、
はじめて1人で入る寂しさを実感するんだったら。
これはもう、限りある子供とのお風呂は楽しむしかないのでしょう。
そう思いながら、子供と毎日お風呂を入るようにしています。
家族みんなで暮らしていた一軒家に、いま1人で暮らすおばちゃんの話
そのおばちゃんは妻の実家の隣に住んでいて、
旦那に10年前に旅立たれて、1人娘も家庭を持ち、
1人で住むには少し大きい郊外の一軒家に住んでいます。
会うととても元気なおばちゃんで、高すぎるテンションにウチの子供も少し避けてるくらいなのですが、
たまたま一緒に飲む機会があり、
色んな話をする中で”1人で暮らしている”という話題になりました。
私はその元気なおばちゃんは、1人で暮らしていても元気だから寂しさはあまり感じてないだろうなと思って、
「一人暮らしって寂しいのか気楽なのかどっちですか?」
と聞いてみました。
月一くらいで、娘さんも孫を連れて泊まりに来ていましたし。
当然、一人は楽だよという答えが返ってくると思っていました。
だけど、そのおばちゃんは、
「毎日寂しくてツラいよ、ただそれを言ってしまうと自分がみじめになっちゃうから言わないだけだよ。
体調が悪くても心配かけるから言えないし、
だからみんなの前ではこうやって元気でいるしかないんだよ」
と答えてくれました。
まさか、あの元気なおばちゃんが毎日寂しさを感じているなんて。
私たち夫婦はとても意外に感じました。
おばちゃんは一年に一度くらいあまりに寂しくなると突然、娘さんの所に泊まりに行ってしまうんだとか。
どんな元気な人でも、やはり家族と過ごした日々が無くなると寂しくなるもんなのか。
”いつかは自分もおばちゃんみたいに一人で暮らす時が来る。
しかも子育て期間よりも長い年月を一人で。”
その話を聞いてから少しずつではありますが、
私の中で子育ての事や子供との過ごし方も、
もっともっと大切にしたいと考えるキッカケになりました。
子育てのすべてを早く済ませたいと思ってしまう気持ち
子供は時間の感覚に乏しいので、ついダラっと集中が切れて何をしてても違うことをしてしまいますよね?
「早く食べなさい」
「早く寝なさい」
「早く着替えなさい」
1日にこの”早く”を何度言っていることでしょう。
そうなると、特に子供と過ごす朝や夜はすべての事を”早くこなすことが目的の作業”になってしまいがちです。
いつの間にか子育てが、子供と過ごす時間が、お風呂や食事などやらなければいけないことをこなすだけで、
毎日が終わってしまっています。
わたしも仕事を早く終わらせて保育園に子供を迎えに行きたいので、
どんなことも早くこなさなければという思考になりがちです。
そして子供と過ごしている時間もつい効率化を考えしまい、集中が切れた子供たちに
つい「早くして!」と言ってしまいます。
そんな時、心を落ち着かせ
”子供と過ごす今この瞬間が愛おしく、かけがいのない時間なんだ”
”人生において子育て期間は短く、これほど充実した日々は無い”
という言葉を頭の中で繰り返します。
そして1人になった時にスマホに入っている、まだ子供が赤ちゃんだった頃からの写真を見て、
”過去にはもう戻れない、今を子供と楽しもう”
と、気持ちをリセットさせます。
きっとこれからも、そんな日々の繰り返しなんだろうなと思いますが、
いまこの瞬間を大事にしようと思わせてくれる子育ての先輩の話がこの二つでした。
子育て期間は大変だけど、ホントあっという間に子供って大きくなりますよね?
子供といるどうしても感情的になって、つい怒ったりしてしまいますが、
親の私たちはどう毎日の子育てを充実させるか、
子を愛する気持ちを言葉にして自分に言い聞かせ、子供に愛情をもって接することができるか。
どんどん子供と過ごせる日々が減っていってることを前向きにとらえながら
愛情を注いで毎日の生活を送っていきたいですね。
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