ママ友やパパ友とも気軽に話せるようになりたいと思ってる方も必見!
学校に通っていた頃は自分と合わない同級生や先生とは話さなくても全く問題ありませんでした。
しかし、いったん社会に出ると「嫌なヤツ」「自分とは性格が全く違う」
と思っていてもある程度、付き合わなければいけません。
子供が出来たら尚更、友達のママやパパとも
自然に話せるようになりたいもの。
もし偶然、公園で会ったりしたら何かしら話さなければ気まずい雰囲気になってしまいます。
職場でもむしろウマが合う人の方が少なく、共通の話題なんかなく、
仕事の話以外で何を話していいかわからないという事も多いもの。
それでも、この先も関係が続く人とは、
だんまりを決め込んで何も話さないなんてことは出来ないのです。
しかし、ちょっとの工夫で、
「この人とは共通の話題が無く話す事がない」
「ちょっと苦手なタイプなんだよなぁ」
という所から、思わず喋り込んでしまったという所まで持っていく方法が有ればもはや怖いものなどありません。
実はその方法とは、自分が話さない事なんです。
隠キャこそ、喋れないのなら相手をコントロールして話させればいいんです。
「自分には話題の引き出しが少ないから上手く喋れない」
「人見知りだから仲良くなるのに時間がかかる」
なんてもう悩む必要はありません。
まず、こんな話を聞いたことありませんか?
人に好かれる人には3パターンの会話術があるということを。
人に好意を抱いてもらえる3パターンの会話術!!
〇〇上手
話し上手
聞き上手
話させ上手
まずは話題が豊富で言葉巧みにジョークを交えながら話す事が出来る話し上手。
話が面白いから、その人の周りにも自然と人が集まりますよね?
でもこのタイプが1番好かれると思いきや、どうやら違うようなんです。
それよりも相手の話を聞くのが上手な聞き上手の人の方が好かれるようです。
あいづちや相手の話に共感できて、たとえつまらない話だろうと最後まで笑顔で聞ける人。
自分のまわりにも1人はいますよね?
このタイプは人のグチなんかをついつい聞いちゃって自分が疲れてしまうなんて事も。
いい人と言われる人に多いですよね。
ただ、受け身なので聞き役に徹してしまいます。
実は1番好かれるタイプは相手に気持ちよく話させちゃう、話させ上手だそうです。
面白い漫才のようなリズム感の良い相づちは勿論、
相手がつい話したくなるような急所をついた質問を次々と出来る人。
このタイプが1番、異性からも同性からも好かれる人なんです。
例えば自分にもこだわりを持って着ている服や靴、好きな食べ物やマンガなど、
たとえ自分が好きだと意識していなくても選んでいる物ってありますよね?
話させ上手な人って、相手が何に興味を持っていて、何を話したら気持ちいいか考えて質問するのが上手なんです。
自分が好きな物のことを話すのが嫌いな人などいませんし、つい話してしまうくらい上手に質問してくれる人に好意を抱くのは当然です。
それは、本能的に人は認められたいという欲求があるからなんです。
話すのが苦手な隠キャ気質な人は相手に喋ってもらう、
この話させ上手になれれば無敵になれます。
話し上手は相手の話を聞くのが苦手です。
聞き上手は聞くのが上手なだけなので、
相手の話を引き出すのが苦手です。
だから相手が気持ちよく喋ってくれる話させ上手は、どんな人にも対応出来る素晴らしい能力なんです。
会話をさらにブーストさせる言葉
人は上手く話を聞いてくれる相手と話すと気持ち良くなりますが、
さらに気持ち良く話してくれるようになる言葉って知ってますか?
それは、
「自分もそれが気になっていたからあなたの話が聞きたい!」
「えっ!? 〇〇だと思ってたんですが、△△だったんですね~」
というフレーズです。
そう言われたら、気持ちよく話せない訳がありません。
若干の優越感と承認欲求を満たしてくれるこの言葉は老若男女かかわらず、とても効果的なんです。
人はやっぱり自分の話に興味を持って聞いてくれる相手が好き。
子供の頃、何が言う度に、何かする度に大人はすごく褒めてくれましたよね?
だから自分も嬉しくなってもっと褒めてもらおうと話したり、頑張ったりして。
あの嬉しかった感覚って今だに覚えていませんか?
大人になると、まぁ褒められることは少なくなります。
だから皆んな、心の奥底では人に褒められたいと、
常日頃、思っています。
例えば、こだわりを持っていることで、
「ここに気づいて欲しいんだけどなぁ」
と思っていること、自分にもありませんか?
相手のそのポイントをつけば、誰だって嬉しそうに話してくれるはずです。
人は毎日、何かをする時に必ず意思を持って行動しますよね。
- この服を着てあのバッグを持って行こう
- お昼はあれを食べよう。
- 好きな俳優のあのドラマを観よう。
生活でこだわっていること、
自分だけの趣味、
仕事で頑張っていること。
人は好きでやっていることは誰かに話したいもの。
自分が人に話したい事を振り返れば、相手の話したいことも見えてくるはずです。
「この人は自分が知らなかったすごく楽しいことや、ためになる事を教えてくれるかもしれない」
と思っていれば、良い質問も自然と浮かんできますよ。
会話を弾ませる、さしすせそ
知っている方もいるかと思いますが、人との会話の相槌の鉄板フレーズを紹介します。
- さ 「さすがですね」
- し 「知らなかったです」
- す 「すごいですね」
- せ 「センスありますね」
- そ 「そうだったんですか」
この5つのフレーズを覚えて、相手との会話の中で意識的に使っていきましょう。
これを言われて嫌な気持ちになる人はいないでしょう。
話している相手を好き嫌いという軸でとらえない
もちろん、人間なのでどうしても好き嫌いが生じてしまうのは仕方ないもの。
しかしこの先も関係が続く人が自分に合う人だけとは限らないのも事実。
だからこそ、相手を好き嫌いという軸でとらえずに先ほども言った、
自分に合わない人でも、
「この人は自分の知らなかったことを教えてくれる人かもしれない」
という軸で接していくとグッと気持ちが楽になって、話が出来るはずです。
自分は話す必要なしですが、でも…
ここまで、自分は話さずに相手にいかに気持ちよく話してもらうかを書きましたが、
注意点は、自分自身との会話は必要という事です。
「なんで自分はこれが好きなんだろう」
「自分だったら、こういう質問がきたらこう答える」
という事を日常的に考えてみるだけでも相手への質問も鋭さが変わってくると思います。
ぜひ、日頃から頭の中でインタビューされているつもりで自分と心の中で話してみてください。
あともう一つ、思い切って自分の弱みを見せよう!
会話の中で、自分の弱さを見せることが出来れば相手は好意を寄せてきますし、
自分も変なプライドが無くなり楽になります。
「○○ですごく悩んでるんですが、解決方法って知ってますか?」
「自分はこれがどうしても出来ないのでやり方を教えてほしい」
困っている人の役に立ちたいと思う気持ちも会話をブーストさせる要素の一つです。
自分に弱みを見せてくれる相手に心を開かない人はあまりいないでしょう。
さいごに
実は隠キャの人って人間観察力が鋭いですよね。
だから、会話のヒントを探すのが上手いはずなんです。
今まで働いていた様々な職場の優秀な管理職の人を見ると、根は隠キャっぽいなという人が多く
見られました。
もちろん、全く人間関係が作れない隠キャもいますが少なくとも、
ここまでこの記事を見ている人はそうじゃないと思っています。
だから本当の意味で相手の事を理解できて、
相手の良さを引き出せ、良好な関係を築けるのは、
繊細な隠キャ気質な人だと確信しています。
自分は話さなくても相手が喜んで話をしてくれる。
そんな会話術を手に入れたら、人間関係が楽になるどころか、
自分が知らなかった沢山の事を知れるようになる。
そんな人生が送れるのは、話し上手でも聞き上手でもありません。
まさに隠キャこそがチカラを発揮できる話させ上手なんです。