疲れにくい毎日を過ごすには、疲れにくい体を作る必要があります。
その方法は「毎日少しの運動」をすることなんです。
今回はそのコツを紹介していきます。
疲れを感じなければ子育ては楽になる!
子育てしていて痛感する事って何でしょう?
様々ある中で、
やはり1番は「子供の世話はヘトヘトに疲れる」
という事なのではないでしょうか?
子供はいつまでたっても手がかかるし
家事も仕事もやる事が一杯で、
毎日をやり過ごすだけで疲れてしまいます。
もちろん、イライラせずに過ごせれば
いいのはわかっているんだけど、
疲れて心に余裕が持てなくなり、
子供を必要以上に怒ってしまうことも。
ひょっとしたらイライラしてしまう原因は、
日頃の疲れにあるのかもしれません。
「こんなに疲れる子育てがあと何年続くのだろうか?
もうそろそろ疲れ果ててしまいそうだ」
と、ため息をついてしまうこともしばしば。
でも実は人生で1番充実している時期が子育て
している時期だと言われているのをご存知ですか?
子供がいると出かける場所もイベントも多くなり
人脈も広がるので、
なんとなくそう言われるのもわかる気がしますね。
しかし、実際に経験してみると
楽しいことばかりではないので、
こんなにも疲れるものなのかとしみじみと
感じてしまいます。
私も2人の子育てをしているので
その気持ち、とても共感できます。
特に最初の子が生まれた時は、
やることなす事、慣れない事ばかりで
毎日グッタリし、「早く子育て終わらないかな」
と常に思っていました。
しかし私は仕事柄、
子育てがとっくに終わり旦那さんも亡くし、
一人暮らしとなっている
おばあさん達と接する機会が多いのですが、
その方々が口を揃えて言うのが、
「子育てしている時が1番良い時期よ」
「子供が巣立った今は寂しくてしょうがないわよ」
ということです。
そのおばあさんたちも毎日ヘトヘトになりながら
子育てをしていたはずですし
今ほど夫婦で子育てをするという文化も
無かったはずでしょうから
それはそれは大変だったと思います。
仕事をしていたらなおさらだったでしょう。
つまり、今の私たちと同じように
疲れ切って子育てをしていたはずなんです。
でも、今になって子育て期間を振り返ると、
とても充実していたと感じる。
そうだとしたら、今を楽しまないとなんだか
もったいない気がしてきますね。
時間差で「あの頃は充実していたな」
と感じていてもしょうがないのです。
ではどうすれば、
子育てしている今が幸せだと感じられるような
毎日を送れるようになるのか。
疲れない体を手に入れてしまえば楽しくなる
私は日々行なっていた運動や、筋トレの本を
読むうちにこのような結論に至りました。
「疲れを感じない体になれば
子育てを楽しんで出来るのではないか」
疲れ知らずなら、
自分のやりたい事も子育て中であろうが満喫できて、
充実した日々を過ごせるようになるはず。
さらにもっと大事なのは、
疲れを取ろうとすることではなく、
たとえ子育てや仕事、家事をフル回転で
やったとしても、
疲れにくい体にすればいいのではないかと。
そうすれば、毎日子供と笑いながら楽しく過ごす事が
出来るはずだと。
私はそう確信し、疲れない体を作るために
行動に移し始めました。
そうすると毎日の軽い運動が少しずつですが
効果を発揮してきて
疲れを感じなくなってきたんです。
さらに運動や筋トレの本をいくつか
読むうちに、なぜ疲れを感じにくくなる
体になるかという、
ちゃんとした根拠もあるという事がわかったんです。
体が疲れさえ感じなければ、
仕事や家事などの効率も上がり早く終わるので
1日のすきま時間も増えて、
やりたい事を日常の中にはさむことが
出来るようになります。
そうすると毎日充実した日々を過ごせるので、
結果的に子供と過ごしていても
イライラする事が減り、
余裕を持って接することが出来るようになったんです。
疲れを取るという発想より疲れない体を目指す
歳を重ねるとつい、
こう思ってしまうものです。
最近、疲れやすくなったのは
やっぱり年のせいかな?
私も30歳を過ぎてからそう思っていました。
そして、今までの私はいかに疲労感を取るか?
そればかりを考え、疲れに効くツボや
長めのお風呂など様々な事を試していました。
が、しかしあまり効果がありませんでした。
結局、1番効果があったのは運動をすることによって、
「いかに疲れない体にするか」
だったんです。
でもそうは言っても、
歳を重ねると、運動すること自体が面倒に
なっていくんですよね。
「毎日運動なんかしていたら余計疲れちゃうよ」
そう考えるのが自然な事と思います。
でも実は違うんです。
なぜなら、
たとえ軽い運動だったとしても、
たとえ短時間だったとしても、
毎日継続して行えば
衰えたと感じていた体は疲れにくい身体に
変化していきます。
そして運動する事自体が、
気持ちが良いと感じるように
なってきて継続して出来るようになっていきます。
なぜなら運動することにより、
筋肉や体がほぐれ
普段より血の循環が良くなり、
体中の老廃物が排出しやすくなります。
そうすると体に必要な新しい栄養と酸素が
体全体に行き渡るようになるんです。
皆さんも一度は運動したい後に
「なんか運動すると気持ちが良いな」
と感じたことがあるのではないでしょうか?
お腹が空いた時にご飯を食べたら美味しく
感じるように、
運動したら血の巡りが良くなり
とても気持ち良いと感じる。
人間の体はそのように出来ているんですね。
ハードな運動はとても疲れてしまいますが、
体がポカポカする程度の全身を使った運動は
かえって疲労回復にとても効果的なんですよ。
学生時代は体育という科目があって
学力のように評価対象になってしまい
上手く出来なかった方は劣等感で苦手意識が
あったかもしれません。
でも、他人との競争でもありませんし、
運動神経が悪いとは全く関係なく、
無理に苦しい思いはしなくていい。
そんなのは大人になってからの運動には
関係ありません。
工夫次第では子供と一緒に楽しく出来るのが
本来の運動の魅力でもあります。
まずは心身ともに気持ちが良いと感じる
運動から始めてみましょう。
どうしても運動が苦手。
という方は、
まずはラジオ体操から始めてはいかがでしょうか?
運動すると頭も冴えてくる理由
人は疲れを感じると思考力が落ちて
ボーッとしてしまいがちですよね。
実は私が1番嫌なのがこれだったんです。
日々の忙しさに没頭して疲れてしまい
何も考えられない状態になってしまうこと。
そうなると、毎日が楽しいと感じなくなってしまいます。
ですが、運動は疲れにくくなるのと同時に
気持ちが良くなり頭が冴える脳内物質が分泌されます。
これが継続的に運動が出来る理由にもなるんですね。
脳内物質
ノルアドレナリン
判断力と集中力を高めてくれます。
ドーパミン
嬉しい楽しいといった気持ちになり
ポジティブ思考にさせてくれる作用があります。
セロトニン
精神を安定させてくれ、頭の回転を早くさせてくれる作用があります。
精神安定剤に似た分子構造があるそうです。
物忘れが少なくなる
運動を継続的に行えば、脳も日々活性化されていくので物忘れが減っていきますよ。
それが仕事でも子育てなどでも効率的に
出来るようになる事に繋がるので
やはり運動はした方がいいのは間違いないんです。
運動しないデメリット
しかし、たとえ運動のメリットを話しても
なかなか行動に移せない方も多いのではないでしょうか?
でも考えてみてください。
「運動はやった方がいいのはわかってる」
と思っていてもやらないでいるのは、
実はデメリットの方が多いんですよ。
なぜなら運動は内臓の働きを活発にしてくれ
糖や脂質を代謝して血管なども健康な状態に
しやすくなります。
その結果、糖尿病などのリスクを回避することが出来ます。
肥満は万病のもとですからね。
ですが運動しなければ、
太りやすくなったり、筋肉量が減り
腰が痛いヒザが痛いなどの症状が出やすくなってしまいます。
そしてあなたの回りにも「〇〇が痛い」
と言うのが口癖の人がいませんか?
それは運動不足が原因かもしれません。
私の知る限り、運動を日課にしている人で
どこかが痛いと言っている人を見たことがありません。
先にも述べましたが、運動すれば気持ちが
リフレッシュする脳内物質が分泌されるので
うつ病や精神疾患などのリスクが減ります。
これからの長い人生、歳を重ねても子供に迷惑を
かけず健康なままで過ごしたくないですか?
そのためには日々の運動が不可欠なんです。
気持ちが進まない運動はしないが大前提
しかし、明日からとにかく毎日走ろう
数を決めて腕立て伏せやスクワットをやろう
と、やみくもにやっていてもシンドくなって
きて続かないばかりか、余計疲れてしまいます。
「今日も運動したいな」
そう毎日思えるくらいがベストと言えます。
私は毎日、ラジオ体操から始めて
約6か月間、この動画を見て運動を継続して行ってきました。
最初は毎日じゃなくても良いと思いますので
「今日は運動がしたい」
と思えるところからスタートしていきましょう。
さらに疲れにくい体にするために効果的なのは
なるべく疲労回復に特化した物を摂取するのがいいと感じています。
私は普段から以下のものを摂取するようにしています。
- アルギニン
- 大豆やにんにく
- オルニチン
- しじみ
- にんにくサプリ
- 多少のカフェイン
など、
運動の他に食べ物や飲み物にも気を配るとさらに
疲労回復に効果があることを実感出来ると思います。
さいごに
子育て期間は人生史上、最高に充実した日々だという話をしましたが、
私は独身時代の休日と比べて子供と過ごす休日は
なんてかけがえのない時間なんだろうと
実感しています。
だからこそ、疲れ果てた心身で子育てを
したくないと思い、
運動により疲れ知らずの体にしようと決め
少しずつ体を作り上げてきました。
その結果、休日を全力で過ごせるように
なったのです。
人の体はいくつになっても変わることができる
というのを、たくさんの本やネットからも
知ることができ実践してきた結果だと思っています。
子育て世代には日々の運動はぜひ行って欲しいと
心からオススメします。