お腹の中にいる時からずっと一緒で、これから毎日、知らない人に預けるなんて不安でしかたがない。
この子、保育園に預けた瞬間に絶対泣いちゃうよ!
私がその涙に耐えられそうにない。
う~ん、どうしよう、まだ早いかなぁ。
あぁ~、もし泣かれたらツラすぎる。
自分が決めた事とはいえ、まだよく分かっていない子を保育園に預けるなんて残酷すぎない?そう心配されている方。
まずはじめに結論を言います。
断言します!絶対大丈夫です!
泣き続けるのは最初だけです。
すぐ保育園に慣れます。
泣いている期間が他の子より少し長くても大丈夫です。時間が解決してくれます。
子供の順応性は大人の比ではありません。
そして子供は楽しみを見つける天才だからです。
私は保育園に2人の子供がお世話になっていて、なおかつ送り迎えで他の子の様子も見ているのではっきり大丈夫だと、そう言えます。
夕方、保育園に迎えに行った時にいる子供たちは、とても好奇心にあふれたキラキラした目をしていて、ママが帰ろうと言っても無視して遊び続けています。
その様子を見ていたら、わが子のあの泣き続けていた日々も懐かしく感じます。
私が絶対大丈夫と言うのには理由が2つあります。
わが子の場合
上の子は1歳半から保育園に通っているのですが、とにかく泣き虫で3歳半までの約2年間、朝のお別れのときに必ず泣いていたそうです。
しかも、ウチの子の場合、
- 1歳半~3歳まで 小規模保育園
- 3歳~3歳半 創設1年目の保育園
- 3歳半~卒園 創設70年の保育園
と、通った保育園が3つありました。
泣き虫なくせに慣らし保育を3回もやらされていたのです。
子供にとっては虐待に近いですよね笑
でも今や、保育園に迎えに行っても本人が遊び終えて帰る~って言うまで20分以上かかります。
ホント毎日楽しいのでしょう。他の子たちも同じように遊んでいます。
そしてもう1点ですが、子供の環境への順応性と、友達と楽しみを見つけて遊ぶ天性の才能は大人の想像をはるかに超えています。
えっ、もうあの子とこんなに仲良くなってるの?
えっ?あれ嫌いで食べられなかったじゃん。
なんか、歌や遊びを覚えるの早いなー。
などなど、保育園に慣れてからはビックリのオンパレードです。
なので、慣らし保育は最初は離れ離れになり戸惑いますが、親もすぐ慣れます。
ただし、親の気持ちは子へ伝染してしまいますので、送り迎えの時は常に笑顔でいて下さい。
保育園に通いだしてから一番大切なことは?
むしろ、私が提案したいのは子供の心配よりも保育園に預け仕事をするようになってから、いかに子供とコミュニケーションの時間を作れるように家事育児を効率よくこなせるか、を具体的に考えた方がいいということです。
仕事をすると、どうしても子供と接する時間が限られてしまいますよね?
大好きなママがやっとお迎えに来てくれたけど夜寝るまで忙しくてかまってくれなかったと感じると、子供の心は満たされませんよね?
だから、ここを整えない限り子供の楽しい保育園生活はないと思うのです。
言うまでもなく、家事や育児は100点を目指すと苦しくなるし、100点取る必要はありませんよね?
休みも含め、1週間単位で家事などをこなすように計算していきましょう。
毎日の最優先は、子供とすごす時間を作ることです。
今日しなくていい家事は休みの日にでも回しましょう。
朝起きてから、何をどうするか1日の流れをイメージして、頭の中だけで考えていると、どうしても心配事などでごちゃごちゃしてしますので、書きだしてまとめるといいと思います。
慣らし保育大丈夫かな~って心配しているより、そうやって子供との時間を作ることの方が結局は子供のためになります。
話はそれるかもですがビジネスのことわざで、貧乏人は時間でお金を生み出そうとして、金持ちはお金で時間を作る。というのがあります。
子供とのかけがえのない時間は、あとでいくらお金を出しても取り戻せません。
時短できることはドンドンしていきましょう。
ちなみに我が家の時短ナンバー1は乾燥機付き洗濯機です。
これはかなり変わります。おススメです。
卒園式の慣らし保育エピソードあるある謝辞
ウチの子の保育園に体が大きくてママが迎えに来ても園庭で友達と遊んでなかなか帰らずにいつも帰るよ~って怒られている女の子がいるのですが、その子のママが先日行われた卒園式で保護者を代表して謝辞をのべていました。
その中で、慣らし保育の時の様子をこう語っておられました。
最初預けた時は、泣いて泣いて手を放してくれず強引に先生に預け、まだ早かったかな~と涙を流しながら家に帰ったのが今では懐かしいくらい、先生や友達のおかげでこの保育園が大好きになりましたと。
何度か卒園式に参加していますが、必ずこのようなエピソードが出てきます。
たぶん、どの親が話してもこのエピソードを盛り込むのではないでしょうか?
卒園式あるあるですね。
つまり、最初は泣いてしまって時間がかかるかもしれないけど、馴染まない子供は居ないってことです。
子供は大人が思ってる以上に保育園が好きになりますよ。
さいごに
慣らし保育が始まり、最初の数日は尋常じゃないくらい泣く時もあるし、ずっと泣いていましたって保育士さんから報告された時は、え~って心配になっちゃいます。
でも、二人の子供を保育園に預けて感じていることは、どんなに泣こうがどのみち子供は友達と夢中になって遊ぶ楽しさを見つけて保育園を好きになってくれるってことですね。
泣いてた時のことを忘れるくらい。
だから、安心してください。泣くのは最初だけです。
ぜったいに保育園に慣れます。子供も、そして親も!