お子さんはピーマンを食べれていますか?
子供が嫌いな食べ物の第一位を毎年ゆずらない、不動の存在であるピーマン。
「なかなか子供が食べてくれなくて…」とお悩みの方も多いのではないでしょうか?
大人は美味しく食べれますが、子供はあの苦みしかないピーマンを食べるのは苦痛でしかありません。
でも、そもそもピーマンって絶対食べなければいけないのでしょうか?
別にピーマンを食べなくっても大丈夫な気がします。
だって、今も子供は嫌がって食べていないのですから。
そんなピーマンを、なぜみんなは食べさせたがっているのか?
ピーマンって、はたしてどんな栄養があるのか?
詳しく調べましたのでぜひ参考にしてみてください。
そして、わが家の子供にピーマンをおいしい調理法で作った結果、
食べてもらえるようになったので、そちらもご紹介したいと思います。
ピーマンの栄養素と、子供はなぜ嫌いで食べないのか?
ピーマンの原産地は暑い国が多い中南米。旬は夏。
ピーマンのあの緑には「クロロフィル」という免疫力アップや、コレステロール値を下げ、なおかつ身体の不純物を排出してくれる物質が入っています。
さらに人間の体では作ることのできないビタミンCがたくさん含まれています。
このビタミンCを取るには、普段の食事で野菜や果物から摂取するしかありません。
だから、いつの時代もお母さんたちは、「野菜もしっかり食べなさい」と言うんですね。
ビタミンCの効果
- コラーゲンを作る(シワができにくい、傷が治りやすい)
- 免疫力を高める(風邪やガンになりにくい)
- ストレスに強くなる(ストレスに対抗する物質に必要になります)
- 鉄の吸収を高める(貧血になりにくい)
ピーマンの色の違いによる栄養素
スーパーに行くと見かける赤ピーマンやパプリカ。
味や栄養の違いはあるのでしょうか?
赤ピーマンとは?
赤ピーマンは緑ピーマンが完熟したものです。
収穫まで時間がかかるのと、日持ちがしないので緑ピーマンが多く店頭に並ぶようになりました。
緑ピーマンがビタミンC約76mgなのに対して、赤ピーマンはなんと約170mgも入っています。
※パプリカはピーマンの一種で、大きさや味の違いがあります。
黄色のピーマンも見かけることがありますが、こちらもビタミンCが約150mgと多く入っています。
味の違いは?
緑ピーマン:独特の苦みでシャキシャキした歯ごたえ
赤ピーマン:緑ピーマンよりは甘く、シャキシャキ感は少なめ
パプリカ:苦みが少なく、糖度が高いため生でも食べやすい
こう見ると、一般的な緑ピーマンより赤ピーマンの方が成熟してる分、味も栄養価も高いですね。
気をつけるポイントは、鮮度が長持ちしない点と、食べ物であまり見慣れない赤という所でしょうか。
大人が苦くても食べられる理由!
子供があの苦みを嫌いなのはわかりますが、大人だってピーマンの苦みは感じます。
では、なぜ子供は食べられないのに、大人は苦くても食べられるのでしょうか?
ちゃんと理由があるんです。
子供の舌は大人の3倍の感度を持ちます
つまり、あのピーマンの苦味は大人の3倍苦く感じてしまうのです。
例えるなら、大人が飲むブラックコーヒーに3杯分のコーヒー豆が入ってるようなもんです。
子供にとってそれは、ツラいことですよね?
大人の舌は、ストレスや疲れを感じると、唾液に特殊なタンパク質が増えて、
食べ物や飲み物の苦味を感じにくくさせます。
それはなぜか?
苦い食べ物や飲み物に含まれる物質が、ストレスや疲れや眠気など体にかかる負担を軽減する効果があることが多いので、脳が取り入れようとするのです。
犬も調子が悪くなると草を食べますが、チンパンジーも体の調子を整えるため苦い顔をしながら薬理効果のある植物を食べるそうです。
「良薬口に苦し」と言うように、人間も体の調子を治すのに苦みのある食べ物や飲み物などを取るようになったのです。
ピーマンレシピを紹介
ここで我が家の食卓で出しているピーマン料理を紹介したいと思います。
料理と言っても、用意するのはピーマン以外ほとんどありません。
ピーマン(食べやすい大きさに切っておく)
バターかマーガリン
めんつゆ(にんべんのつゆが美味しいです)
料理手順
- フライパンにバターかマーガリンを多めに入れて熱します。
- 食べやすい大きさに切ったピーマンを炒めます。
- しなってきたら、めんつゆをピーマンがやや浸るくらいに入れます。
- 軽く混ぜ合わせたらフタをして30秒待ちます。
- フタを開け、ピーマンの苦みが消えるまで炒めます。
これで以上です。
簡単すぎて料理と言えるのかといった感じですが、以前ツイッターでこの調理法が紹介されていて試してみたら激ウマだったので、わが家の定番レシピになりました。
「お酒のつまみに」という紹介でしたが、試しに子供に食べさせたら最初は嫌がっていたのですが、
この調理法のピーマンなら食べられるようになりました。
しかも、ピーマンを浸していためんつゆも美味しいので、ご飯にかけて食べていることもあります。
試してみよう、ピーマン料理
子供がピーマンを食べたくない理由はやはりあの苦みですよね?
私自身も子供のとき、嫌いだった思い出がありますが、
ある日、オカズとして出たチンジャオロースを食べてから、
ピーマンが食べられるようになった記憶があります。
チンジャオロースって具材の牛肉とタケノコ、そして味付けが割と甘めですよね?
なので、ピーマンの苦みが目立たずに、しかも味のバランスが良いので、あの苦みさえも美味しく感じました。
それ以来、苦味のある食べ物も、回りの食材や味付け次第では食べられるもんだと学ぶことができました。
どうしてもピーマンを食べさせたいなら
チンジャオロースに入っているピーマンは細く切ってあったので、
子供ながらでも食べることができたのかもしれません。
あのピーマンの緑を見ただけで苦いっていう印象が子供は強くなっていますよね?
なので、食べさせたのであれば小さく切ってあくまでも、「料理のワキ役ですよ」っていう感じにしてあげるのがいいと思います。
まとめ
野菜の中でも特にビタミンCが豊富に含まれているので、家族みんながピーマンの事が好きっていうのが理想的です。
やはり栄養満点のピーマンは子供だけではなく、大人も食べてほしい野菜なのではないでしょうか?
風邪など病気に対する免疫力を高め、ストレス対策に必要な物質を作る成分が入っているビタミンC。
しかも、美容にも効果的であるならば取らない理由がありませんよね?
ピーマンに苦手意識があるお子さんや大人の方も、ピーマンは調理法次第ではグッと食べやすくなりますので、ぜひお試しください。
ふとんクリーナーはレイコップ
医師として働いていた時“アレルギー症状を根本的に予防できるようにしたい”そんな思いからレイコップが生まれました。
◆日本の生活習慣、ふとん環境におススメ!
・ダニ、ハウスダストが気になる方
・妊婦や小さいお子様がいて寝具に不安な方
・布団干しが重労働と感じる方
・質の高い睡眠にこだわりを持つ方