栄養面のことを考えたら、子供にはぜひ魚を食べて欲しい。
育ち盛りの子供にとって、なんとしても食べて欲しいのが魚です。
脳の発育に必要な栄養素がたくさん入ってにいて、身体にも良いのが魚。
でも意外に魚の料理法って少ないんですよね。
「子供に大人気!」っていう魚のレシピってありますか?
無いんですよねぇ。
あえていうなら、ツナマヨおにぎりくらいでしょう。
ホント、親として魚を食べてもらう問題は悩みどころなんです。
特にサバなんて育ち盛りの子供に取って欲しい栄養素ばかりなのに、なぜあんなに食べ方が少ないんでしょうか?
•焼きサバ
•しめ鯖
•サバ味噌
うーん、お酒のつまみなら最高なんですが、子供は好んで食べない料理法ばかりです。
やはり食べさせるのは難しい。
私はそう思ってしまい、サバとは付かず離れずの関係をずっと続けていたんです。
しかしある日、子供と行った100均で売られていたサバ缶を見て、ひらめいてしまいました。
普通のカレーを作るのは面倒だけど、簡単に作れるドライカレーの素が売られていて、これならパッと作れそう。
ためしに、子供たちにサバ缶を混ぜて食べさせてみようかなと。
サバとカレーの相性が良いのは、以前から聞いていたのできっと子供達も食べてくれる。
少なくとも、マズいとは言わないはず。
そう確信し、100均でドライカレーの素と水煮サバ缶を買ってきて、その日のお昼ご飯に作って食べることにしました。
結果、めちゃくちゃ美味しかったんです。
サバのちょうどいい、こってり感がカレー味に上手くマッチして、魚っぽさもあまりないせいか、
子供が「すごく美味しい!」と言ってくれ残さず食べてくれました。
カレーにサバを入れるレシピを作ってくれた先人たちに感謝です。
奥さんとも話し合い、週一のレギュラーメニューに決定する事になりました。
子供だけじゃなく、大人である私たちも好きな味だったので、家族みんなが美味しく食べられるという点はすごくいいと思います。
もちろん、普通のカレーにサバを入れるのもアリだと思うのですが、我が家はこう考えています。
ポイント
普通のカレーは、もう味が出来上がってしまっている。
もう何年もカレーを作っていると、ある程度入れる具材も決まってるので完成してきちゃいませんか?
サバの他に食べてもらいたい野菜がいっぱい入っていて、今のままでも食材と味のバランスがいい。
わざわざ、サバ缶ドライカレーがレギュラーになったのに、普通のカレーにサバを入れて味のバランスをくずすかもしれないリスクを取りたくない。
しかも、カレーとドライカレーって味付けは似てますが、やはり別物の食べ物だと思うんです。
親子丼とカツ丼みたいな。
だとしたら、サバの良さを最大限に引き出すことが出来る、このサバ缶ドライカレーに任せようじゃないか。
我が家ではそういう結論になりました。
そして作り方もすごく簡単なので、時間を選ばずなのもこの料理の良さなのです。
用意する具材もあまりありません。こちらです↓
サバ缶ドライカレーレシピ
用意するもの
- お米
- サラダ油
- あれば卵
- ドライカレーの素(どこでも売っています)
- サバ缶(水煮の方がしつこくないかも)
以上です。
作り方も超簡単です。
ドライカレーの素のパッケージの裏にも作り方が書いてありますが、サバ缶ドライカレーだと少しだけ違ってきます。
中に入っているのは、ドライカレーの具とドライカレーの素の2つです。
作り方手順
①フライパンに油をひいて温める
②お米を炒める
③サバ缶の水分を適度に切っておき投入して細かくほぐし炒める。一緒にドライカレーの具を入れる。
④全体に広まったらドライカレーの素を入れ、混ぜ合わさったら出来上がり。
⑤そして、家族の美味しそうな顔を見るまでがこの料理です。
卵を使う場合はぜひフライパンで焼く前にお米と混ぜてあげてください。
とてもパラパラするしサバもよく混ざりますので、いい仕事をしてくれます。
この料理は作り方も簡単ですが作る時間も短く、あっという間に出来てしまいます。
もし、野菜を食べさせたいなら、細かく切って入れればバレずに食べてくれますよ!
トータルで5分かからない位ではないでしょうか。
休みの日はもちろん、仕事が忙しい時でもすぐ出来てしまいますので一週間の内、どのタイミングでも食卓に並べることが出来ます。
なぜサバを食べるといいのか、栄養素を解説
俗にいうサバは「青魚(あおざかな)」と言われ、昔から栄養が豊富だと言われています。
では、このサバにはどんな栄養が多く含まれているのか?
EPA(エイコサペンタエン酸)
必須脂肪酸の一種で、人間の体ではほとんど作ることが出来ない。
血液をサラサラにするなど、血液と血管の健康維持に様々な効果があることがわかっている栄養素。
DHA(ドコサヘキサエン酸)
脳や神経の機能を活性化させ頭の回転を速くさせる働きがあり、成長期の子供には何がなんでも取ってほしい栄養素です。
他にも、皮膚や粘膜に維持、筋肉や血液を作る時に必要な栄養、貧血予防や骨や歯の発育に必要なビタミンがサバにはたくさん含まれています。
サバのデメリットは
こんなに栄養満点なサバでも、苦手な人は少なからずいます。
やはり青魚独特のあのテカり具合が苦手という方や匂いが苦手な方、小骨が嫌い、そもそも味が嫌いなど。
子供が好まない要素がたくさんあります。子供にこそ食べてほしい魚なのに。
そして、子供にとって美味しそうに見えないレシピばかりです。
サバが好きになれない子供の気持ちがとてもよくわかります。
だからこそ、週一ペースでのサバ缶ドライカレーが必要になってくるのです。
他の魚との栄養の違い(しゃけ、ツナ)
おにぎりの具としても、優秀な鮭やツナ。食べる機会も多いですよね。
子供が好きな味の魚ですが、ではサバとはどんな栄養の違いがあるのでしょうか?
鮭
鮭の赤い部分には老化防止に最適なアスタキサンチンが豊富に含まれています。
この成分、ビタミンCの約6000倍の抗酸化作用があり、しわ予防など美肌効果にとても優れていることがわかっています。
ツナ
ツナは味がたんぱくだからこそ、さまざまなアレンジをされ食べられていますよね。
実はツナ缶は、マグロのものと、カツオのものがあり、原料になんて書いてあるか確認しなければわかりません。
ここでは、マグロのツナ缶で紹介します。
ウチの子供も、ツナマヨが大好きですが、ツナには身体を作る良質なたんぱく質が多く含まれています。
また、さきほどのEPAとDHAがまんべんなく入っています。
味、栄養ともにバランスがいい魚と言えるのではないでしょうか。
ぜひとも取ってほしいサバの栄養
実はサバ缶には、生サバと違い焼いたり似たりしない分、EPAとDHAが生サバほど減少しないという、うれしい効果があるのです。
また、良質なたんぱく質はコレステロール値、中性脂肪を下げてくれます。
個人的には血液がサラサラになる効果がすごくいいと思っています。
というのも、血液は身体中に流れる際に必要な栄養と酸素を隅々に届けてくれます。
そして疲労物質などの老廃物を回収してくれるので血液がサラサラになればなるほど血の巡りが良くなり、
疲れも取れやすくなり、健康な体を維持することが出来るのです。
とてもありがたい効果だと思いませんか?大人であってもサバを食べない理由が見つかりませんね。
当然、缶詰なので日持ちがいいので、いつでも料理することが出来るのも大きなメリットではないでしょうか?
まとめ
サバの栄養素は子供にとって必須であることがわかりました。
またそれは、大人にとっても取っておきたい栄養だったということもいい点でした。
好き嫌いがあり、なかなか食べる機会が少ない魚ですが、栄養が豊富だから家族みんなが食べておきたい魚です。
なので、このサバ缶ドライカレー、ぜひオススメします。
誰でも作れる簡単料理なので、パパの定番料理にしちゃうのもありですよね。
この機会にぜひ作ってみてはいかがでしょうか?
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