子育て

なぜ子供はお菓子や甘いものが好きなのか?とりあえず怒るのは待って下さい

「子供がお菓子を欲しがって大変」と感じてはいませんか?

仕方ないことかもしれませんが、どうにかしたい問題ですよね。

 

この記事は、そんな苦労をしている親に見てもらいたい内容になっています。

とても大好き甘いもの!それには子供だからこその理由がありました。

幼児や子供が甘いものが好きな理由とは?お菓子コーナーの前で泣き叫ぶ子供の対処法とは?

子供はいつだって甘いものを食べたがります。

もう、朝から寝るまですべての要求を聞いていたら

一日中、甘いものを食べていることになります。

 

とはいえ、自分も小さいころは甘いものが大好きでしたよね?

ほとんどの子供が甘いものが大好き

だから子供がいう事を聞かない時、ついつい甘いもので釣っちゃう経験ありますよね?

そもそも、子供ってなんであんなに甘いものが好きなんでしょうか。

 

他に子供が好きな食べ物としてめん類がありますが、

おやつの時間に「どんなやつでもいいから、麺ちょうだ~い」とは言わないですよね。

 

公園で遊んでいても、そんな事を言う子は見たことがありません。

 

もう、お菓子ばっかり食べて!」と怒る前に、このナゾにせまってまいりたいと思います。

 

また、スーパーのお菓子コーナーの前で、

「お菓子を買って〜!」と泣き叫ばれた、

もしくはそれに近い経験をされた方も多いのではないでしょうか?

 

我が家も例に漏れず、とても大変でした。

しかし、教育心理学の本を読んで実践した結果、

多少の時間はかかりましたが我慢させる事もできるようになりました。

 

今回はその方法も紹介したいと思います。

子供の味覚は大人と違い成熟していない。

大人の味覚は甘いもの苦いもの、酸っぱいものも、

味として感じることができるが、

子供は苦みは毒物、酸っぱいものは腐っている物としてしか舌が判断できず、

甘いものしか身体にとって栄養源じゃないと判断しているそうです。

 

なので、食べ物に対する経験が少ないため、

子供は基本的に甘いものが大好きなのです。

 

また、生まれてから最初に口にする母乳やミルク

その母乳などの3つの主成分である、甘みは糖質、

うま味はタンパク質、塩味はミネラル、

を感じる味覚は先に発達します。

 

この3つがたっぷり入ってる食べ物といえばそう、

まさにお菓子ですよね。

お菓子ってホントによく出来ています!

保育園などでもある、おやつの時間

保育園では必ずおやつの時間があり必ず食べます。

ちょっと前にお昼ご飯食べたのに、おやつって必要なの?

実は子供にとって、おやつは必要なことなんです。

 

正確には、おやつの時間帯に食べることが必要みたいなんです。

 

わが子が通っている保育園のおやつの献立表を見てみると、

必ずしも子供が好きそうな甘いものばかりではないことが分かります。

※献立をのちほど記載します。

 

トーストや焼きそばなんかもあって、

お昼ご飯の延長みたいな物も出てきます。

 

じつはこれ、栄養の補給という意味合いが強いみたいで、

子供は一回の食事で食べられる量が少なく

食べ物を少しずつ1日に数回に分けて食べないと

消化器官が未発達なので消化できないそう。

 

いっぺんに大量に食べてしまうと身体に負担が

かかっちゃうんですね。

 

だから子供は、おなかが空いた=甘いものがほしい

という発想になるんです。

甘いものに入っている糖分は熱を発散させる効果がある。

南の暑い国には、と~ってもあまい食べ物や飲み物が多いイメージありませんか?

実はこれにも理由があって、

糖分には体温を下げる効果があるそうなんです。

 

だからよく走り回り、身体に熱がこもりやすい子供にとって、

甘いものは身体が要求している食べ物だったんですね。

 

また甘みは緊張や我慢などのストレスを緩和させる効果があり、

子供にとっても気分転換になるようなんです。

 

ちなみに寒い国は塩分が多い食べ物が多くて、

これにも理由があり塩分は身体を温める効果があるそう。

寒い地域、暑い地域で料理が違うのは納得ですね。

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お菓子ばかりではなく栄養バランス重視!

先ほど、保育園のおやつの献立表のことに触れましたが、

おやつや甘いものを子供が欲しがっているときはお菓子だけじゃなく、

いろんなものを上手に食べさせてあげる必要がありますね。

 

大人のように1日3食で栄養を取れないなら子供が好きなお菓子プラス、

必要な栄養素が入っている食べ物を取り入れる。

 

これは子供の好みに合わせて出してあげるといいでしょう。

 

うちの場合もなるべく果物やヨーグルト、果実系グミなど、

その日の気分によって食べたいものも変わってくるようで

試行錯誤しながら食べさせています。

 

参考までにウチの子が通っている保育園の1週間のおやつの献立表を載せておきます。

おやつ献立表

  • 月曜日 きなこクッキー 牛乳
  • 火曜日 チーズサンドイッチ 牛乳
  • 水曜日 はちみつケーキ みかんヨーグルト
  • 木曜日 玄米フレークスナック 牛乳
  • 金曜日 鮭チーズおにぎり 牛乳
  • 土曜日 肉まん 牛乳

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休みの日は特に1日での栄養補給を考える。

毎日元気に走り回る子供には、

ついついお菓子をあげたくなってしまうのが親心というもの。

 

子供が公園で遊んでいる時なんか走り回ったりして

運動量がハンパじゃないので、

どうしても多めにあげてしまいます。

 

なのでお菓子は小分け袋で入ってる物が、

食べすぎないでいいと思います。

飲み物も必要になってきますので、

お菓子とのバランスを取って麦茶などで調整するのもいいでしょう。

 

なるべくなら、夕食などに影響しないよう1日での

栄養バランスを考え工夫して食べさせたいですね。

 

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駄々をこね泣き叫ぶ子供には応用行動分析学というあまり聞き慣れない、

一種の心理学を使った教育法がとても効果的でした。

 

皆さん、パブロフの犬という言葉は聞いたことがありますよね?

 

パブロフという学者が、飼っている犬のエサをあげる前にベルを鳴らすようにしたら、

それまでエサを見るまで唾液を出さなかったのが、

ベルが鳴れば「そろそろエサの時間だな」と

学習し唾液を出すようになったという研究。

 

この研究を応用したのが応用行動分析学というものなのです。

子供の教育に犬の話を出して恐縮ですが。

もし、スーパーのお菓子売り場で泣き叫ばれてしまった時の場合。

母親の愛情が常日頃、伝わっていれば母親の笑顔が子供は大好きなはずです。

なので、子供が泣いている間は真顔で対応する。

 

それで少しでも泣き止んだりしたら笑顔や、

やわらかい表情で接してあげる。

 

そうすると子供は泣かなければ笑顔に

なってくれると学習するようになる。

 

それでも買い物中ずっとグズグズしてる場合も多いでしょうが、

結果的に泣き止んだ事、

ちゃんと我慢できた事をしっかり褒めてあげて、

おウチに帰ったら買い置きのお菓子を与えてあげる。

 

そこまでの、泣き止んで我慢したら笑顔を見せて褒めてくれ、

あとでお菓子をくれるという一連の流れを子供に学習させる。

 

お菓子売り場で我慢出来る様になったら今度は同じ要領を使い、

ご飯の前に食べたがるのを我慢させる。

 

これが応用行動分析学の基本的な考え方みたいなんです。

もちろん、我が家も一回やっただけではすんなり

出来るようにはなりませんでした。

 

親の私たちの機嫌の悪い時もあり、

そんな事やってられるかっ!」って時も正直ありましたし。

 

親も我慢が必要ですね(苦笑)

 

ただ、ちゃんと我慢できた時は毎回夫婦で褒めてあげて、

2人でギュッと笑顔で抱きしめてあげていました。

 

我慢できない時もあったけど繰り返し行うことで

かなり成長を見せてくれましたよ。

 

ただただ「我慢しなさいっ!」と怒り続けていた時よりも、

この方法が効果的だったのは言うまでもありません。

 

⇩私が参考にして実践した本はこちらです。

子どもは応用行動分析で育てろ。子どもが泣き叫び「お菓子がほしい」とダダをこねたとき、どうすればいいのか? (10分で読めるシリーズ)

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この本にはさらに、褒めて伸ばすとはどう言う事かも書いてあったのでとても参考になりましたよ。

 

少し内容を説明しますと、出来なかった事を出来るようになった事を褒めるのは簡単で、

親からしたら「もっとこうして欲しいのに」という気持ちをグッとこらえ、

今できている事を褒めてあげることが子供の成長にとってすごく重要である、と書いてありました。

 

例えば落ち着いてご飯を食べられない子に対して、

座っているだけで「座れてすごいじゃん」と褒めるような。

 

それが自己肯定感につながり、人を妬まなくなるんだとか。

値段も安く約10分程度で読めるページ数に

まとめてあるのでサクッと読むことが出来たので、

興味があると言う方はぜひ読んで参考にしてみてください。

まとめ

子供がお菓子を食べたがるのは当たり前の事と捉え、ただ一方的に怒るのではなく、

我慢させ、出来たらほめてあげる事。

我慢出来たら親の笑顔も見れてあとでお菓子ももらえる事を学習させる。

これが子供がこの先、社会で生きていくうえで必要な行動を身につける成功パターンなんです。

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  • この記事を書いた人

しげる

WEBライター&専業ブロガー、ブログ歴4年以上の40代。 Yahooに掲載されている大手メディア2社で毎日記事を執筆! その知見を活かして日常においても「人の役に立つ情報」を提供している。 一男一女の子育て中で東京在住。

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