もちろん長い時間、子供を預かってくれているし、やっぱりプロだなぁと感心することもあるけれど。
保育士さんに対して、あれっ、その対応はちょっと無いんじゃない?って一度は思った経験をした方、多いのではないでしょうか?
例えば、子供が頑張っても出来なかったことを否定するような発言をしたり、仕事も家事もある保護者を心無い言葉で追い詰めるようなことを言ったり。
たくさんの子供の面倒を見て余裕のない場合もあるだろうし、ときには未婚で子供もいない若い保育士さんもいるから、ある程度はしょうがない部分はあるんだけど。
それでも、保育士さんや保育園自体にも何か合わなくて、転園をした方、またはしたいと思っている方もいるのではないでしょうか?
実は我が家も、3歳までの小規模保育園を卒園してからの半年間だけ通っていた保育園がどうしても子供にも、私たち親にも合わなくて転園した経験があるんです。
もちろん、保育士さんとのトラブルなどがすべての原因ではないですが、日々の対応を見る限りこれは転園したほうがいい、と思ってしまうことは多々あったんです。
結果、半年という短い間で、子供には環境を変えてしまってかわいそうでしたが思い切って転園を決意し、地域で評判の保育園がそのときたまたま空いていたので、そこのお世話になることになりました。
転園は間違いではなかった?
それからは、親子ともに満足できる保育園生活を卒園まで過ごすことができました。
後日談ではありますが、ウチの子が転園して数か月経ったあと、そこの保育園の保育士さんたち数十名が一日で退園してしまったことを知り、私たちの判断はあながち間違いではなかったと実感する出来事になりました。
それでは、皆さんはどんなトラブルを抱えているのでしょうか?
保育士とのトラブルで多い4つの事!
苦情ポイント
- 子供同士のケンカに対して
- 保育士の対応について
- 園の行事や方針に対して
- 保育内容に対して
この4つが保護者とのトラブルで多い内容みたいですが、いやウチなんかすべて当てはまるよっ!って方もいらっしゃると思いますが。
うん、確かにそうですね。
園の行事や保育内容は保育士さんたちが直接決めている訳じゃないかもだし、言ったところで保育士さんも間にはさまれて困ってしまうこともあると思います。
やはり、子供同士のケンカなど、何かあった時の保育士さんの対応が多くのトラブルの元になるのでしょう。
我が家の場合
我が家が本気で転園を考え始めたのには、2つの決定的な出来事がありました。
その半年間しか通っていなかった保育園は、創設してまだ1年しか経っていなく1駅に1つずつの園が一気に建てられたような、いわばチェーン店のような保育園でした。
そのせいか、保育園として何をやるにしても、まだ探り探りで保育士さんたちも寄せ集めのような感じで、なんとなく皆がバラバラでチームというより、保育士さん任せで日々をやり過ごしている印象でした。
そのせいなのか、誰が何をやるか、誰の面倒を見るかなどが決まっていなかったのかもしれませんが、ウチの子のオムツが朝から一度も替えていなかった日が続いたことがありました。
これが転園を考える1つの理由になりました。
保育士さんも新設の保育園で大変だったと思うので、そんなに責められないのはわかっているのですが、朝からビチャビチャのままのオムツで何日も過ごしてきたわが子の事を想像すると、かわいそうで泣けてきてしまいました。
モラルの欠如
そしてもうひとつは、保育園の近くの焼肉屋さんで、しょっちゅう保育士さんが集まって飲み会を開催していたことです。
もちろん、飲み会自体を否定している訳ではありません。
ただ、我が家も年に2回くらい、そこの焼肉屋さんを利用しているのですが何年も前から、保育士さんが頻繁に利用していることを店の人から聞いてはいました。
しかも、保育士さんにも私たち家族がたまに利用していることもお店の人は話していたようです。
お酒を飲めば、仕事のグチも出てくるでしょう。
それなのにわざわざ保育園の近くで、自分の園の保育園児が来ることをわかったうえで、あえてそこで保育士さんが集まって飲み会をする理由ってあるのでしょうか?
平日のある日、たまたまそこの焼肉屋さんで食事をすることになり18時半くらいにお店に入ったらすでに4人の保育士さんたちが飲んでいました。
お互いに挨拶を済ませ、テーブル席3つ離れて食事をしていたのですが保育士さんたちは、こちらが子供連れなのをわかっているのにタバコを吸うことをやめず、煙と臭いがこちらのテーブルにもきていました。そのあと、ウチの子と同じクラスの子が来ていたので計2名いたのにです。
酔いも回っていたのか、口調も激しくなっていき、年功序列が厳しい業界なのかわかりませんが、「あいつまだ来ないのかよ!」とか「早く来いよ」など何回も電話で催促していました。
しかもそれは、酔っぱらった園長先生でした。そして全員女性でした。
園児が近くにいるのに、関係なくタバコを吸うことをやめず、酒に酔ってハメを外してしまう保育士がいることは転園をすることの決定的な理由になりました。
保育園を変えてみて。
結局、卒園までの3年間を過ごした創立70年の私立保育園は園庭も広く、運動会やお遊戯会、または親参加のバザーなど様々な行事を自前の施設で行えて、お泊り保育など1年間の行事もすべて子供の成長のために70年の間に年々磨き上げられていったんだろうなと思わせてくれるような保育園で、ここにすべてを任せれば大丈夫という安心感がありました。
もちろん結果的に良かっただけだったのかもしれません。
保育園といえども結局、人が運営しているので転園すればトラブルが無くなるかと言ったら、そうではないのかもしれません。
ただ、近所おばちゃんの評判がいい保育園は間違いないように感じます。
自分の子供、孫が通っていたという経験があるからです。
もし、今の保育園を転園しようか考えている方は近所のおばちゃんに聞いてみてはいかがでしょうか?
転園した先があまり良くなかったというリスクが減ると思います。
いずれにせよ、保育士とのトラブルはお互いにストレスになるもの。
せっかく入れた保育園だからとあきらめるのではなく、転園を視野の入れるのもありなのではないでしょうか。
保育士専門のキャリアコンサルタントが無料で転職サポート